出典:YU-GI-OH.jp
2025/7/26に発売の基本パック「ドゥーム・オブ・ディメンションズ(DOOM OF DIMENSIONS)」に収録される、「ローズ・ドラゴン」関連カード5種が公開されました。
新規カード
『バイオレンス・ウィッチ』
出典:遊戯王OCGチャンネル
テキスト
レベル4/闇属性/植物族/効果モンスター/攻1100/守1200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「ブラック・ローズ・ドラゴン」またはそのカード名が記されたモンスターか、植物族Sモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドにSモンスターが存在していれば、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから守備力1500以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
『夜薔薇の黒騎士(ナイトローズブラックナイト)』
出典:遊戯王OCGチャンネル
テキスト
レベル3/闇属性/植物族/チューナー/効果モンスター/攻1000/守1000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」またはレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:自分フィールドにSモンスターが存在する限り、自分フィールドの植物族モンスターの攻撃力は1000アップする。
③:自分フィールドの他の植物族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ上げるか下げる。
『黒薔薇の破滅竜(ブランブル・ローズ・ドラゴン)』
出典:遊戯王OCGチャンネル
テキスト
レベル7/炎属性/植物族/シンクロ/効果モンスター/攻2400/守1800
植物族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターの効果を発動する度に、相手に600ダメージを与え、相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は600ダウンする。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。EXデッキから「ブラック・ローズ・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の墓地からレベル4以下の植物族チューナー1体を特殊召喚する。
『黒薔薇と荊棘の魔女(ヘイト・ローズ・ウィッチ)』
出典:遊戯王OCGチャンネル
テキスト
レベル6/闇属性/植物族/シンクロ/効果モンスター/攻1600/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。デッキ・EXデッキからそれぞれ1体まで、植物族モンスターを墓地へ送る。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:自分フィールドの植物族モンスターは効果では破壊されない。
③:このカードが墓地に存在する状態で、フィールドのカードが効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
『黒薔薇の華園(ブラック・ローズ・ガーデン)』
出典:遊戯王OCGチャンネル
テキスト
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキ・墓地から「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:フィールドの表側表示モンスターは植物族になる。
③:このカードが破壊された場合に発動する。自分の墓地・除外状態の植物族モンスターの数×100ダメージを相手に与える。「ブラック・ローズ・ドラゴン」の効果で破壊された場合、さらに相手に2400ダメージを与える。
公式リンク
雑感
出典:遊戯王ニューロン
植物族に生まれ変わった『ブラック・ローズ・ドラゴン』が実装!!
出典:「遊☆戯☆王」アニメ公式チャンネル
さすがは遊星の嫁、十六夜アキ。(断言)
Amazon「ストラクチャーデッキ パワー・オブ・フェローズ」
出典:YU-GI-OH.jp
しっかりあちらの強化に合わせて来ましたね~。
出典:遊戯王ニューロン
その新規シンクロモンスター『黒薔薇の破滅竜』ですが、『憎悪の棘』を装備した『ブラック・ローズ・ドラゴン』がモチーフでしょう。
①の効果の600という数値も明確に意識しています。
①のバーン&弱体化や③の墓地効果だけでもなかなか優秀なシンクロモンスターですが、何より目を引くのが②の『ブラック・ローズ・ドラゴン』をシンクロ召喚する効果。
なんと、この効果の存在により相手ターン中の全体除去を手軽に行えます!!
出典:遊戯王ニューロン
相手ターン中の全体除去って、そうやすやすと配って大丈夫なのでしょうか……?(苦笑)
ただし、『ブラッド・ローズ・ドラゴン』は「できる」の任意効果なので、タイミングを逃さないように注意したいところです。
そして、このモンスター以外にも『ブラッド・ローズ・ドラゴン』のサポートカードが4種登場していますね。
1種目の『バイオレンス・ウィッチ』は、高い展開力を持つ植物族モンスター。
出典:遊戯王ニューロン
「ローズ・ドラゴン」と相性の良い自己特殊召喚効果を持ち、特にこのカードをサーチ可能な『ロクスローズ・ドラゴン』とのシナジーが強いです。
そのままシンクロ召喚に繋げば、手札コストこそ必要なものの②の効果でさらに展開を伸ばせますね。
出典:遊戯王ニューロン
『ホワイトローズ・ドラゴン』の墓地送りでも発動できるため、「ローズ・ドラゴン」と植物族を繋ぐ潤滑油的な役割が持てるでしょう。
出典:遊戯王ニューロン
ただ、「ローズ・ドラゴン」にはリンクモンスターが存在するので、このモンスターが持つシンクロ縛りは結構響きます。
まあ、前述の『黒薔薇の破滅竜』で相手ターン中の『ブラック・ローズ・ドラゴン』展開は容易になったので、この『クロスローズ・ドラゴン』はお役御免でも問題ないかな?
出典:遊戯王ニューロン
2種となる『夜薔薇の黒騎士』は、植物族となった『夜薔薇の騎士』。
リメイク元は手札からの特殊召喚でしたが、こちらは墓地からになった上に『ブラック・ローズ・ドラゴン』の蘇生まで行えますね。
出典:遊戯王ニューロン
『ブラック・ローズ・ドラゴン』を蘇生できるこのレベル3チューナーの登場により、『ブラッド・ローズ・ドラゴン』のシンクロ召喚も容易になりました!!
下級「ローズ・ドラゴン」を蘇生できない点は少し惜しいものの、それでも優秀でしょう。
出典:「遊☆戯☆王」アニメ公式チャンネル
3種目は、「黒薔薇の魔女」時代のアキをモチーフにしていると思われるシンクロモンスター『黒薔薇と荊棘の魔女』ですね。『黒薔薇の破滅竜』と共に一番荒れていた時期のアキさん要素で草。
シンクロ召喚時にメインデッキとEXデッキからそれぞれ1体ずつ植物族を墓地に送れるという、かなり強力な墓地肥やし効果を持っています。
出典:遊戯王OCGチャンネル
同動画内で先に公開されていた『鉄獣式撃滅兵装“Mouser”』にも言えますが、手軽にEXデッキに触り過ぎでは……?(冷汗)
出典:遊戯王ニューロン
ただ、EXデッキの植物族は選択肢が少なく、有用な墓地効果持ちだと上述の『黒薔薇の破滅竜』か『ガーデン・ローズ・メイデン』程度に限られると思われます。
そして、②の効果は地味に「ローズ・ドラゴン」で欲しかった破壊耐性付与。
自分の場の植物族モンスターを維持しつつ相手モンスターを『ブラック・ローズ・ドラゴン』で一掃し、直接攻撃でゲームエンドまで持ち込みたいですね~。
さらに、場のカードが破壊された際には自己蘇生まで可能!!
除外デメリットが無いのもありがたく、シンクロ素材にも使い放題ですね。
出典:遊戯王ニューロン
最後の『黒薔薇の華園』は『ブラック・ガーデン』をイメージした新規カードと思われ、「ローズ・ドラゴン」のサーチ、植物族への種族変更、破壊された場合のバーンダメージを合わせ持ちます。
出典:遊戯王ニューロン
この内、種族変更効果は恐らく『アイヴィ・シャックル』をイメージしたものでしょう。
『黒薔薇と荊棘の魔女』と組み合わせることで本来はドラゴン族である「ローズ・ドラゴン」たちも『ブラック・ローズ・ドラゴン』の破壊から守れますし、何より種族変更は相手のデッキタイプによっては完封しかねません。
恐ろしい効果だ……。
しかも、『ブラック・ローズ・ドラゴン』の破壊をバーンダメージへと変換でき、ライフアドバンテージまで得られるようになりました。
その『ブラック・ローズ・ドラゴン』による被破壊時には2400もの追加バーンが発生しますし、引導火力としても充分。
今回追加された5種、どれも非常に優秀な新規カードです!!
ただ、相変わらず『ブラッド・ローズ・ドラゴン』の墓地除外とは相性が悪いですね~。
このモンスター、流石にデザインミスをしてしまっている感が否めません……。
確かに凄い制圧力ではあるのですが、テーマのギミックと噛み合わない切札は少し問題です……。
それと、『黒薔薇の華園』はルール上『ブラック・ガーデン』扱いのフィールド魔法として出して欲しかった……。
出典:遊戯王ニューロン
サーチが存在する点、『ローズ・トークン』の生成効果が無い点から問題と判断されたのかもしれませんが、『ブラック・ガーデン』の効果が難解過ぎるの本当に使いづらい……。
色々と苦言も呈してしまったものの、それでも5枠強化にしてはだいぶまとまった気はしますね。
完全にアキ関連のカードが繋がったとは言い難いですが、この調子なら次の複数枚強化で形にはなってくれそうかな?
出典:遊戯王ニューロン
アキ同様にシグナーでは冷遇組である龍亞(ルア)の「D(ディフォーマー)」、龍可(ルカ)の『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』関連と共に、次の強化が今から待ち遠しいです!!
出典:遊戯王OCGチャンネル

後、完全に余談ですが、動画内の「イメージを繋げ!イラスト伝言ゲーム」コーナーで出題された『ジャンク・シンクロン』のお題が難し過ぎる……。(泣)

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