Amazon「デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ」
出典:YU-GI-OH.jp
2025/8/23に発売される遊戯王OCGのコンセプトパック「デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ」に収録の、『神の見えざる手(ヘカトンケイル)』が公開されました。
新規カード
『神の見えざる手(ヘカトンケイル)』
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードは自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動する事もできる。
①:デッキから「ヘカトンケイル」モンスター1体を手札に加える。カードを墓地へ送って発動した場合、さらにデッキから「神の見えざる手」以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。相手は1枚ドローする。その後、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
公式リンク
雑感
出典:Vジャンプ(2025年9月号)
「ヘカトンケイル」の新たな魔法カードが公開!!
このパック、「ヘカトンケイル」だけやたら情報公開が早いですね……。(苦笑)
出典:遊戯王ニューロン
また、カード名の読みはテーマ名そのままですが、似たような例は最近だと「アザミナ」にも見られました。
テーマを象徴するカードと言った印象で、個人的にはかなり好きな命名です!!
それに、[『神の見えざる手(ヘカトンケイル)』以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード]という記述にも少しクスッときました……。(笑)
ここからは肝心の性能面ですが、①の効果は「ヘカトンケイル」モンスターのサーチ。
メインデッキのあらゆる「ヘカトンケイル」モンスターにアクセスでき、その有用性は語るまでもないでしょう。
出典:Vジャンプ(2025年9月号)
しかも、サーチ先が『見えざる手ヤドエル』であれば魔法・罠カードのサーチを、『見えざる手イブエル』であれば「ヘカトンケイル」モンスターのリクルートまで行えます。
このカード1枚から取れる動きが余りに多いですし、この効果のみでも3積み必須カードと言って差し支えないですね。
また、このカードの発動時(=①の効果の発動時)には自身の場のカードを1枚コストにすることもでき、その場合は同名以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カードをデッキからセット可能。
出典:遊戯王ニューロン
この余分にコストを払って追加効果や何かしらのメリットを得る仕様は、「六花(りっか)」や「M∀LICE(マリス)」を彷彿とさせますね。
特に、相手から奪った魔法・罠カードはこのコストに適任でしょう。
出典:Vジャンプ(2025年9月号)
これらは融合素材として処理できませんし、テーマデッキの魔法・罠カードは奪っても大抵活用しづらいですからね。
「ヘカトンケイル」専用のカウンター罠カードも2種存在するため、この追加効果でこれらを伏せ、相手ターンを盤石なものとしたいところ。
そして、②は相手の手札交換を強要する墓地効果。
1枚のみとは言え相手の手札を入れ替えつつ墓地を肥やさせるため、基本的には利敵行為となります。
出典:Vジャンプ(2025年9月号)
ただ、相手のドローを強要する行為はレベル7「ヘカトンケイル」モンスターが持つ自己特殊召喚効果に繋げられるため、墓地コストのみでこれらのトリガーを引けるのは優秀。
出典:Vジャンプ(2025年9月号)
墓地に送られたカードがモンスターなら、『見えざる手ゴッドス』で奪うこともできますね!!
ただし、一度のトリガーで手札のレベル7「ヘカトンケイル」モンスターを2体以上特殊召喚することはできないため、そこは注意したいところ。
出典:遊戯王ニューロン
また、「M・HERO(マスクドヒーロー)」や「ジェネレイド」、「溟界(めいかい)」など複数のテーマにドロー(or 手札に加える)を条件とする効果が見られますし、一応はこの墓地効果とコンボが狙えますね。
とは言え、「溟界」は種族縛りが厳しい上に残りのテーマも他のコンボを見い出しにくく、流石にこのカードを採用する程ではないかな?
派遣するとしても、「ヘカトンケイル」モンスターと相性の良いデッキにしたいですね。
いや、事実上の万能サーチだけでも優秀なのに、②の墓地効果も合わせれば取れる選択肢がかなり豊富で、本当に凄い新規カードだ……。
非常に優秀なカードを貰えました!!

それにしてもこのテーマのイラスト、とことん手の化け物ですね……。『ガルマッゾ』かな?

SAN値直葬とは、まさにこのこと……。

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