出典:YU-GI-OH.jp
2025/10/25に発売の基本パック「バースト・プロトコル(BURST PROTOCOL)」に収録される、『アルバスの落胤(らくいん)』関連モンスター2種が公開されました。
新規カード
『白き竜の落胤(しろ りゅう らくいん)』
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
レベル4/闇属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻1800/守0
このカード名はルール上「アルバスの落胤」として扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、EXデッキから「アルバスの落胤」のカード名が記されたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。このターン、自分はレベル8の融合・SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「エクレシア」モンスター1体を特殊召喚する。
『黒き竜のエクレシア(くろ りゅう)』
テキスト
レベル8/光属性/魔法使い族/シンクロ/効果モンスター/攻2500/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードをエンドフェイズまで除外し、自分のデッキ・墓地から「アルバスの落胤」またはそのカード名が記されたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地・除外状態のレベル8融合モンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカード2枚とこのカードをデッキに戻す。
公式リンク
雑感
出典:遊戯王ニューロン
新たな『アルバスの落胤』と「エクレシア」が公開!!
出典:遊戯王OCGチャンネル
やはり、まだショートアニメとの連動枠が残っていましたか~。
しかもこの2人とは、これは確かに最後の公開に相応しいカードです!!
その新『アルバスの落胤』ですが、ルール上その『アルバスの落胤』として扱う効果外テキストを持ってますね。
採用できるのはあちらと合わせて3枚となるものの、デッキ内でもサポートを受けられるのは大きな強みです。
そして、モンスター効果はEXデッキの『アルバスの落胤』関連モンスターを墓地に送る自己特殊召喚、及び召喚・特殊召喚時に「エクレシア」を特殊召喚すると言うもの。
いや、どちらも強過ぎるんですよね……。(苦笑)
出典:遊戯王ニューロン
『アルバスの落胤』関連の融合モンスターは多くが墓地に送られた際、または墓地で発動する効果で1アドを取れます。
なので、①の自己特殊召喚から②の「エクレシア」特殊召喚に繋げるだけで、実質的に2アドも稼げてしまいますね~。
出典:遊戯王ニューロン
この時に特殊召喚した「エクレシア」が『教導の聖女エクレシア』の場合は「ドラグマ」カードをサーチできるので、さらなるアドバンテージ獲得に繋がります。
しかも、除外ゾーン以外のあらゆる領域から特殊召喚できるので、基本的に腐ることが無いというのも素晴らしい……。
ただし、大きなデメリットとして、①の効果で特殊召喚した場合はレベル8の融合・シンクロモンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなりますね。
3体素材でありながら『聖痕喰らいし竜』がレベル8だったのは、このモンスターの存在を見越していたようです。
出典:遊戯王ニューロン
大型融合モンスターである『白の枢機竜』のレベルすら8であったことから、前々からこの縛りを設ける予定はあったのかもしれません。
出典:遊戯王ニューロン
ややキツい縛りではありますが、EXデッキの関連モンスターは「スプリガンズ」を除きレベル8の融合かシンクロなので、純構築に寄せれば大きなデメリットとはなりづらいかな?
出典:Vジャンプ(2025年12月号)
また、『白の聖女エクレシア』経由でシナジーを持たせやすい「相剣(そうけん)」に関しても、レベル8に関しては採用できそうですね。
そして、とうとう「エクレシア」のシンクロモンスターが登場!!
出典:遊戯王ニューロン
チューナーの「エクレシア」が既に存在していたので、いつかは来るだろうと思っていました!!
しかも、レベル8なので『白き竜の落胤』の縛りが発生している場面でも展開可能。
相互に特殊召喚し合える関係から並べやすい『白の聖女エクレシア』と共にシンクロ召喚できる点でも相性が良いですね~。
そんな新規「エクレシア」の効果は2つ。
1つ目は、一時的に自身を除外して『アルバスの落胤』関連の下級モンスターを特殊召喚すると言うもの。
メインフェイズ限定とは言えフリーチェーンなので除去を回避することもできますし、『アルバスの落胤』を特殊召喚すれば相手モンスターを融合素材に巻き込むことで妨害手段にもなります。
デッキと墓地の両方から特殊召喚するモンスターを選択肢できるのも、非常に扱いやすいですね~。
次の2つ目の効果は、自分の墓地・除外ゾーンから自身とレベル8融合モンスターを、場から1枚をデッキに戻すと言うもの。
早い話、EXデッキをリカバリーしつつ場のカード1枚を除去することが可能。
対象は取るもののデッキバウンスによる除去は強力で、カードの種類を問わない点からも性能自体はかなり高いです。
展開と除去、リソース回復を合わせ持つ、非常に優秀なシンクロモンスターを貰えましたね!!
出典:遊戯王ニューロン
反面、パワーカードである『烙印融合』の縛りはモロに受けてしまうため、「烙印(らくいん)」を軸にした構築でも出せない場面はあるでしょう。
あちらが制限カードなので共存自体は可能と思われますが、状況次第では②の効果のみを目当てに直接墓地に送るなど、ある程度割り切った運用も必要となりそうです。
それにしても、『アルバスの落胤』が今までにないくらい白い……。
出典:【公式】遊戯王OCG
さすがは「白の物語」の主人公です。

それに、そのお陰で今回の新規カードが白と黒の対比になっているので、それはそれで良き……。(尊死)
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コメント
1のサーキュラー式特殊召喚さえ使わなければ相剣でも初動札になれるので優秀。ルール上、原種カードとして扱う故にしゃり軍貫みたいな6枚積みはできないのは留意すべし。
コメントありがとうございます!!
召喚や自身の効果以外での特殊召喚でも「エクレシア」を特殊召喚できるのは便利ですよね~。
縛りが気にならない状況の時だけ選んで使えますし。
『赤しゃりの軍貫』みたいな調整は個人的には出しても構わないと思うのですが、原種が不要になるリスクを恐れてか、公式もかなり慎重になっている印象です。
今後、登場することはあるのか、気になりますね。