2025/12/4発売の単行本「OCGストラクチャーズ」第11巻に『魔弾の悪魔 カスパール(まだんのあくま)』が付属することが判明しました。
付属カード
『魔弾の悪魔 カスパール(まだんのあくま)』
テキスト
リンク2/光属性/悪魔族/リンク/効果モンスター/攻2000/↑/↓
悪魔族・光属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合に発動できる。手札・デッキからモンスターを含む「魔弾」カード2枚を選び、その内のモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、もう1枚を相手フィールドにセットする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分・相手ターンに自分は「魔弾」魔法・罠カードを手札から発動できる。
公式リンク
YU-GI-OH.jp→https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=2319
雑感
「魔弾(まだん)」の新たなリンクモンスターが「OCGストラクチャーズ」最新刊の付属カードとして登場!!
なんか、唐突に「魔弾」の新規カードが公開されましたね!?
出典:遊戯王ニューロン
「魔弾」のリンクモンスターとしては、『魔弾の射手 マックス』に続く2種目。
出典:遊戯王ニューロン
また、固有名詞から「魔弾」デッキのキーカードである『魔弾の射手 カスパール』の派生モンスターで間違い無いでしょう。
有する効果は2つですが、②に関しては「魔弾」モンスター共通の手札から「魔弾」魔法・罠カードを発動できるというもの。
相手ターン中に手札から奇襲的に発動できる上に罠カードの遅さをカバーできる、極めて優秀な共通効果ですね。
そして、固有効果となる①は「魔弾」モンスター1体のリクルートと「魔弾」カード1枚の送りつけ。
この効果は『魔弾の射手 マックス』との相性が抜群で、相手の場にセットしたカードを参照することにより追加で1枚のアドバンテージを得られます。
リクルートにより『魔弾の射手 マックス』のリンク素材も容易に確保できますし、何より先行1ターン目でも『魔弾の射手 マックス』の効果を発動しにいけますね。
出典:遊戯王ニューロン
反面、送り付けで相手にアドバンテージを与えてしまう点は気になりますが、「魔弾」魔法・罠カードは完全にテーマ専用のためコストくらいでしか使い道の無いデッキも多く、リスクは比較的小さいでしょう。
『魔弾の射手 マックス』以外の送り付けの用途としては、相手の場に置くカードの位置も決められるため、相手のペンデュラムゾーンを片方潰すことも可能。
これにより、相手がセットされたカードを処理する手段を持たない場合は相手のペンデュラム召喚も間接的に封じられますね。
後は相手の魔法・罠ゾーンを圧迫し、各種「魔弾」モンスターたちと同じ縦列に相手の発動する魔法・罠カードを誘導しやすくするのも良さそうです。
出典:遊戯王ニューロン
ただし、送り付けたモンスターは裏側守備表示のため、一部の「魔弾」カードの対象にはできない点に注意したいところ。
出典:遊戯王ニューロン
送り付けたモンスターを『魔弾-デスペラード』で処理できないのは、状況によっては少々厄介かも?
そういった意味でも、可能な限り「魔弾」魔法・罠カードを優先して送り付けたいですね。
このモンスターの最大の難点は、『魔弾の射手 マックス』を用いずに先にこのモンスターを展開する手段が、純正構築の「魔弾」においては乏しい点でしょうか?
出典:遊戯王ニューロン
デュエル最序盤では『魔弾の射手 スター』や『魔弾-ブラッディ・クラウン』程度しか展開手段が存在せず、安定させるためにはテーマ外の展開サポートが半ば必須になると思われます。
出典:遊戯王ニューロン
素材は光属性・悪魔族を含む2体のため、「デモンスミス」や「魔轟神(まごうしん)」のギミックを利用するのも良いでしょう。
所属テーマの展開力の無さが少し響くものの、その効果は極めて強力ですし、優秀な新規モンスターが配られましたね!!
それにしても、「魔弾」のリンクモンスターは毎回凄まじい性能だ……。
出典:遊戯王ニューロン

次の強化の際は上述の展開手段に加え、相手ターン中にリンク召喚とかしてきそう……。
関連記事
\ コチラがオススメ!! /

トレカ専門店トレトク


遊戯王カード買取トレトク

コメント