おはようございます!!
DIPTERAです!!
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
2023/10/4と2023/10/7に「メガロードパック2」に収録される『ブラック・マジシャン』デッキの新たなデッキエンジンが2種判明しました!!
当記事では、新たに判明した『魔導書棄却』、『魔力抽出』の性能を見ていきたいと思います。
それでは、以下より記事本文です。
魔導書棄却
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
発動条件
発動条件として自身のデッキ枚数が10枚以上である必要があります。
最近増えて来たデッキ枚数指定ですが、10枚ならば余程デュエルが長期化しない限り満たせるでしょう。
寧ろ、基本的に満たせているが故に条件の存在を忘れていて、お互いに10枚未満であることを気付かずにカードの効果処理をしてしまうのが一番怖いまであります……。
性能
効果は、自身のデッキトップから4枚を公開し、その中の闇属性・魔法使い族と魔法カードを全て墓地に送るというもの。
また、この効果で4枚墓地に送られた場合、1枚ドロー出来ます。
最大で4枚の墓地肥やしは、発動条件が緩いカードとしては破格ですね。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
墓地肥やしの枚数こそ1枚多いものの、『激鱗解放』ですら先行1ターン目では使用不可であり、安くないライフコストを支払う必要があるわけですから。
ほぼ無条件でこの枚数は、かなりの高性能と言えます。
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
そして、墓地に多くの魔法カードを送り込むこの効果は、『剣黎の魔術師』や『黒曜の魔導兵』を最大限活かす為の大きな補助となりそうです。
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また、『ブラック・マジシャン』を墓地に送れる可能性を飛躍的に高められるのも嬉しい点。
運が絡みますが、1ドロー出来ればディスアドバンテージも帳消しと無駄がありません。
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
制限カードですが、『魔法石の採掘』のサルベージ効果は魔法カードを墓地に送り込むこのカードと相性抜群ですね。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
特に、強力な展開札である『黒魔術師の宝石』は、2枚のディスアドバンテージを負ってでも回収する意義は大きいでしょう。
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無論、このカードも魔法カードなので当然サルベージ可能。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
盤面が既に盤石でしたら、『黒・魔・導・響・弾』をサルベージして攻め込むのも良いですしね。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
『黒魔術師の宝石』で蘇生するモンスターや手札で腐り易い『千本ナイフ』、『黒・魔・導』を手札コストに出来れば理想的です。
弱点
追加効果の発動まで狙う場合、デッキ構築が大きく制限されちゃいますね〜。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
特に、『ブラック・マジシャン』デッキの回転に大きく寄与してくれる『レジェンド・マジシャン』の採用が厳しくなる点が非常に残念……。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
『ダーク・リベレイション』や『マレヴォレント・セラー』のオマケ『邪神の大災害』はもちろん、専用サポートの『マジシャンズ・センス』までも採用しづらくなるのが厳しい……。
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1ドローはオマケと考え、墓地肥やしをメインに据えた運用の方が良さそうに思えます。
後、これはラッシュのランダム墓地肥やし効果共通の弱点ですが、墓地の魔法カードの再利用手段が乏しい点も気になりますね。
手札に引き込みたい魔法カードが墓地に送られた時のやるせなさ……。
魔力抽出
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
発動条件
コストとして、自分の魔法&罠ゾーンのカードを1枚墓地に送る必要があります。
ありとあらゆる魔法・罠カードをコストに使用出来るので、条件を満たすのは容易でしょう。
性能
1枚ドローが確定。
手札の攻撃力2000、または攻撃力2500の闇属性・魔法使い族を公開する事で、更に追加で1枚ドローが出来ます。
追加効果の条件に該当するモンスターが手札に存在する場合、ディスアドバンテージを負わずに2枚の手札交換が可能ですね。
該当モンスターは全て『ブラック・マジシャン』デッキで主に採用されるモンスター達。
『ブラック・マジシャン』デッキでは極めて優秀な手札交換として機能しそうです!!
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
一応、『黒曜の魔導兵』は比較的汎用性の高いエースモンスターであり出張採用が容易なので、汎用的な手札交換としても使えなくは無さそう。
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ただ、それでも追加効果の条件を満たせるモンスターが非常に限られるので、『ブラック・マジシャン』デッキ以外で採用する場合、常にディスアドバンテージのリスクを負う事は念頭に入れておいた方が良さそうですね。
やはり、コストと効果で墓地に多くの魔法カードを送り込んでおり、『剣黎の魔術師』や『黒曜の魔導兵』との相性の良さは言わずもがな……。
彼らを存分に暴れさせてやりましょう!!
弱点
ラッシュデュエルはその性質上、デッキ内の魔法・罠カードがモンスターに比べて少なくなりがちです。
流石に『ブラック・マジシャン』デッキでは魔法カードの採用比率が高くなるでしょうが、デッキによってはコストを払いづらくなり、手札で腐る可能性がありますね。
また、いくら『ブラック・マジシャン』デッキでも該当の上級・最上級モンスターが手札にいなければディスアドバンテージを負う可能性があるので、状況次第では手札で持て余すかも?
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
『円熟の黒魔術師』や『七宝船』等のコストとして手札の該当モンスターを全て捨てた後、このカードを引いちゃったら目も当てられませんね……。
該当モンスターが全て『黒魔術師の宝石』で蘇生出来てしまうから余計に……。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
サルベージ手段やランダムサーチ、手札交換等を最大限駆使し、該当モンスターを確実に手札に確保しておきたい所です。
総評
めちゃくちゃ優秀なデッキエンジンが貰えましたね!!
『ブラック・マジシャン』関連の新規に墓地の魔法カードの要求枚数が多めなのが少々不安でしたが、この点はある程度解消されたと言えそうです。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
『七宝船』のコストに適したレベル7モンスターも増えましたし、これらのカードや『黒魔術師のカーテン』、『円熟の黒魔術師』、『レジェンド・マジシャン』、『天使の施し』等と組み合わせ、デッキを高速で回転させられそうですね。
デッキ構築こそ多少気を遣わねばならないものの、強力なサポートを多数貰えました。
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
今回の強化でレジェンドモンスターである『ブラック・マジシャン』を場に展開出来る確率が大幅に向上しましたし、強力な効果を持つ『千本ナイフ』、『黒・魔・導』が使い易くなったのも嬉しい限り。
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
同時に『ブラック・マジシャン』を墓地に置き易くなり、『ブラック・マジシャン・ガール』の自己強化効果も活かせそうです!!
ナンバリングから、「メガロードパック2」の『ブラック・マジシャン』関連カードはこれで終わりですが、まだ「ハイグレードコレクション」でも追加がアナウンスされていますし、『ブラック・マジシャン』デッキの躍進にまだまだ目が離せません!!
「メガロードパック2」の発売も「ハイグレードコレクション」の続報も楽しみだな~。
最後に
出典:遊戯王ラッシュデュエル – 公式サイト
『ブラック・マジシャン』デッキでの『マレヴォレント・セラー』、本当に使い易いですよね~。
シナジーする属性・種族かつ、条件が厳しいとは言え強力な単体除去効果とサルベージ効果持ち。
出典:遊戯王ニューロン
あれ、これって遊戯とマリクの共闘では……?
なに、この胸熱展開……?
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