おはようございます!!
DIPTERAです!!
当記事では、直近の遊戯王OCG判明分から、個人的に気になったテーマ・カードについて雑感を述べたいと思います。
取り上げるのは「ファントム・ナイトメア(PHANTOM NIGHTMARE)」、「ターミナルワールド(TERMINAL WORLD)」、「クォーター・センチュリー・デュエリスト・ボックス(QUARTER CENTURY DUELIST BOX)」に収録のカード。
特に「ファントム・ナイトメア」と「ターミナルワールド」は、公開されたカードだけでは無く、ナンバリングやパックパッケージからも考察の余地がありますね〜。
それでは、以下より記事本文です。
ファントム・ナイトメア
「ゴブリン」が本格的にテーマ化し、新たに「スネークアイ」、「ゲート・ガーディアン」、「ゴーティス」、魚族シンクロチューナーの『灯魚』が判明しました。
ゴブリン
出典:【公式】遊戯王OCG
「ゴブリンライダー」が新たに登場。
出典:遊戯王ニューロン
「ゴブリン」は既にカテゴリ化されていましたがサポートカードは1枚のみでしたし、カードパワー的にも実質初のカテゴリ化と言って差し支えないでしょう。
出典:【公式】遊戯王OCG
無闇矢鱈に「ゴブリン」カードを増やされる位ならテーマとして確立された方が理想的なので、嬉しいテーマ化ですね。
今弾で登場した「ゴブリンライダー」達はエクシーズ素材に関する効果を持っており、大量展開を得意としています。
出典:【公式】遊戯王OCG
また、「ゴブリンライダー」エクシーズモンスターは場のカードをエクシーズ素材化する効果を持っており、相手のカードを破壊を介さずに除去が出来る等、非常に強力。
出典:【公式】遊戯王OCG
イラストから、彼らは世界観を『黒魔女ディアベルスター』と共有している様であり、エクシーズ素材化は「スネークアイ」の永続魔法化を意識していそうです。
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これで、やっと漫画OCGストラクチャーズの護武店長が救われそうですね……。
唯一のデュエル回で「蟲惑魔」デッキにボコボコにされた、「ゴブリン」デッキの紙束っぷりには涙が出ましたよ……。
出典:【公式】遊戯王OCG
一緒に「蟲惑魔」の新規も来たら笑いますが……。寧ろ来い。
スネークアイ
出典:【公式】遊戯王OCG
『蛇眼の炎燐』と『スネークアイ追走劇』が登場。
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レベル1モンスターの『蛇眼の炎燐』はサーチ・サルベージ等で即座に特殊召喚でき、サーチ効果でアドバンテージを取れるので非常に強力ですね。
出典:遊戯王ニューロン
サーチ手段は『スネークアイ・エクセル』、『原罪宝-スネークアイ』、『篝火』辺りが有力ですか?
出典:遊戯王ニューロン
『原罪宝-スネークアイ』は直接リクルートも可能ですが、どうせなら『スネークアイ・エクセル』を経由したいですね。
墓地に送られた場合のリカバリー効果も強力。
「スネークアイ」の各種コストや永続魔法扱いからの特殊召喚等、様々な用途に使えますね。
出典:【公式】遊戯王OCG
速攻魔法の『スネークアイ追走劇』はタイムラグのあるリクルートといった印象。
出典:遊戯王ニューロン
ただ、リクルート先の『黒魔女ディアベルスター』は相手ターン中に自己蘇生出来るので、相手の全体除去を逆手に取れるかも?
しかし、『黒魔女ディアベルスター』のサポートはどれも強い……。
出典:遊戯王ニューロン
リアルで投獄(規制)されそう……。
ゲート・ガーディアン
なんと、未OCGの『闇の守護神-ダーク・ガーディアン』と『ダーク・エレメント』がOCG化!!
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出典:遊戯王ニューロン
「デュエリスト・ネクサス(DUELIST NEXUS)」の『暗黒回廊』に始まり、前弾の『地縛戒隷 ジオグレムリーナ』等、レギュラーパックにも未OCGが続々と収録されています!!
未OCGが溜まりに溜まっていますし、非常に良い傾向ですね。
出典:遊戯王アニメオリジナルカードwiki
早く「サンアバロン」魔法・罠カードや羽蛾の昆虫族関連も回収されて欲しいです……。
出典:遊戯王ニューロン
ただ、未OCGを回収する筈の「アニメーションクロニクル 2023(ANIMATION CHRONICLE 2023)」での新規枚数が少なく、ここに入るカードがレギュラーパックに入っただけという印象が拭え無いのが困り物。
素直に喜べるかと言えば、微妙ですね~。
話が逸れてしまいましたが、アニメGXで登場した迷宮兄弟の切札がとうとうOCG化されました。
出典:遊戯王ニューロン
海外先行で神リメイクを受けた「ゲート・ガーディアン」でしたが、コチラも素晴らしい魔改造を受けていますね。
まずは『闇の守護神-ダーク・ガーディアン』ですが、「三魔神」を除外状態からデッキに戻して自己特殊召喚出来るので、「三魔神」の採用枚数を減らす構築も行い易くなりました。
自己特殊召喚効果の追加で、素引きでの事故も起こし難くなっている点も嬉しいです。
また、アニメ通り『ダーク・エレメント』で特殊召喚した場合、モンスター効果、及び相手の発動した魔法カードの効果を受けない強固な耐性まで獲得。
まさに、「守護神」の名に恥じぬ堅牢っぷり。
但し、相手の魔法カードの永続効果を受ける点は少々ややこしいですね。
永続魔法によるステータス低下等で突破される危険性はある為、過信は禁物です。
出典:遊戯王ニューロン
変わったところでは、『六花来々』でリリースされる危険もありますね。
そして、『ダーク・エレメント』も、墓地の「ゲート・ガーディアン」モンスターなら元祖『ゲート・ガーディアン』でなくとも条件を満たせる様になりました。
しかも、墓地効果まで追加されてアドバンテージの損失を抑え易くなっていますね。
このカードから繋げた『闇の守護神-ダーク・ガーディアン』は非常に強力ですが、多大なライフコストを支払う点には注意。
いくらステータスが高いとは言え、戦闘ダメージを軽減する効果は持たないので、超高打点に上から殴られたらゲームエンドです。
出典:遊戯王ニューロン
一応、『フォース・オブ・ガーディアン』とはコンボ可能。
ゴーティス
出典:【公式】遊戯王OCG
レベル2の『ゴーティスの朧キーフ』とレベル6の『ゴーティスの月夜サイクス』が追加。
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どちらもメインデッキの非チューナーですね。
いきなりメインデッキの「ゴーティス」が充実しました。
この2種を含めてメインデッキの「ゴーティス」モンスターが合計8種。
これなら純「ゴーティス」デッキ組んでみるのも良さ気かも?
しかし、「レベル2の非チューナーって「ゴーティス」デッキではどうなんだ?」と思いましたが、どちらかと言えば妨害札として場に置いておくデザインっぽいですか?
出典:【公式】遊戯王OCG
成程、確かに疑似餌っぽい……。
出典:【公式】遊戯王OCG
『ゴーティスの朧キーフ』の本体(?)と思われる『ゴーティスの月夜サイクス』は、召喚・特殊召喚時に同名以外の魚族という、広い範囲のサーチ効果を持っています。
選択肢が豊富で非常に強力なサーチ効果ですが、魚族1体を除外する為にこの効果だけではアドバンテージを取れず、自身が上級モンスターなので展開に一手間が必要。
出典:遊戯王ニューロン
魚族1体の除外は、帰還効果持ちの多い「ゴーティス」デッキではそこまで気になりませんが、自己特殊召喚効果を持たない上級モンスターである点はしっかりフォローしてあげたいですね。
上級モンスターとして及第点のステータスを持っているのは嬉しいです。
灯魚
魚族としては初の炎属性であり、初のレベル4シンクロモンスターであり、初のシンクロチューナーでもあるモンスター。
上述の『ゴーティスの朧キーフ』がレベル2非チューナーかつ自己特殊召喚効果持ちなので、レベル2チューナーが多い「ゴーティス」デッキでは簡単にシンクロ召喚出来ますね。
効果で、自身がシンクロ素材として墓地に送られた場合、『ランプトークン』を2体特殊召喚可能。
大量展開に繋がる効果ですが、この効果の使用後は魚族モンスターしかEXデッキから特殊召喚出来ないので、展開先は非常に限られます。
出典:遊戯王ニューロン
『ランプトークン』が炎属性なので魚族リンクモンスターの『アビス・オーパー』にも即座に繋げられず、基本的に展開先は「ゴーティス」シンクロモンスターになりそうです。
ただし、トリガーとなるこのモンスターを素材としたシンクロ召喚には特に縛りは無く、このタイミングでは自由にシンクロモンスターを選べますね。
いずれにせよ、最大限効果を発揮出来るのは「ゴーティス」デッキでしょう。
ただ、本音を言えば「ゴーティス」に属するレベル4シンクロモンスターが欲しかったです。
ナンバリングからの予想
ナンバリングの残り枠から、アニメテーマ枠はエクシーズテーマが有力ですかね?
出典:【公式】遊戯王OCG
だとすると、パック名と類似した名称を持つ「幻影騎士団(ファントムナイツ)」が怪しいと感じます。
出典:遊戯王ニューロン
以前の強化では、何故か「RR」との混成構築を前提とした強化が成され、アニメARC-Vでユートが使用したテーマのイメージとは掛け離れました。
強力なテーマではあるのですが、ギミック自体は月並みなエクシーズテーマになってしまった印象ですね……。
出典:遊戯王ニューロン
もし強化がある場合は、「ファントム」罠モンスターを活かせる新規カードが貰えると、個人的には嬉しいです。
出典:遊戯王ニューロン
ランク2の『幻影騎士団カースド・ジャベリン』とか、公式もガン無視での強化でしたし……。
彼も出し易くさえなれば、決して弱くは無いんですけど……。
ターミナルワールド
パックパッケージと「ジェネクス」の収録が判明。
ジェネクス
新たなシンクロモンスターにリンクモンスター、優秀なチューナーにリカバリー効果持ちの下級モンスターと、「ジェネクス」のカードパワーが底上げされていますね。
出典:遊戯王ニューロン
やたら召喚時の効果が多い「ジェネクス」でしたが、ここで召喚権追加効果を持つリンク1『リペア・ジェネクス・コントローラー』が新規追加された事で、初動が大きく安定しそうです。
出典:遊戯王ニューロン
また、相手ターンに自己特殊召喚とシンクロ召喚可能なチューナー『レアル・ジェネクス・チューリング』も追加され、『レアル・ジェネクス・クロキシアン』を実質フリーチェーンのコントロール奪取として使える等、夢が広がりますね~。タイミング逃し易いのはご愛敬。
墓地次第では新規カードの『A・O・G リターンゼロ』をシンクロ召喚し、制圧するのも良さそうです。
パックパッケージ
出典:遊戯王ニューロン
『霊獣使い レラ』の派生と思われるモンスターが右下に写っていますね。
出典:【公式】遊戯王OCG
『神の摂理』以降の彼女の動向は一切不明でした。
出典:【公式】遊戯王OCG
そして、『霊獣の誓還』の集合イラストにも彼女の姿は無く、死亡説が流れていましたが、ちゃんと生存していたようですね。
本当に良かった……。(感涙)
出典:【公式】遊戯王OCG
ただ、まだ「セフィラ」や光堕ちした「ヴェルズ」の可能性もあるので、「霊獣」の追加が確定とは言えない所がもどかしい……。
出典:【公式】遊戯王OCG
後、光堕ちって何だ……?(哲学)
ナンバリングからの予想
テーマ毎のナンバリングが登場順の様なので、パッケージのイラストから恐らくは「霊獣」か「セフィラ」と思われます。
出典:遊戯王ニューロン
「霊獣」の場合、既存の関連カードが19種。
新規カードは4種と思われるので、それも合わせると23種、イラストに「霊獣」モンスターが見られる『神の摂理』も含めたら24種となります。
出典:【公式】遊戯王OCG
もう一方の「セフィラ」ですが、既存の関連カードが18種。
同じく新規カード4種を足したら22種であり、「セフィラ」は関連テーマが多いので、ここから多少の水増しが可能。
そして、「ターミナルワールド」のナンバリングの空きは122〜145の24枠なんですよね。
これは本当にわからない……。
収録されるテーマの属性が分かれるのではと以前の記事で考察したのですが、属性が統一されていない「ジェネクス」が来てしまった以上、ここからの考察も出来ませんしね~。
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クォーター・センチュリー・デュエリスト・ボックス
『ハネクリボー LV6』と『輝ける星の竜』、多数の再録カードが判明しました。
ハネクリボー LV6
出典:【公式】遊戯王OCG
アニメGX枠からは『ハネクリボー LV6』が登場しましたね。
効果外テキストを含め、「ハネクリボー」、「クリボー」、「E・HERO」、「HERO」、「フェイバリット」、「LV」と、実に6つものカテゴリに属するモンスター。
出典:遊戯王ニューロン
まさか『希望皇オノマトピア』や一部の「CNo.」を超えてくるとは……。
自身も「E・HERO」に属し、「E・HERO」融合モンスターを自己特殊召喚のコストに使用出来るお陰で、採用出来るデッキは多岐にわたりますね。
墓地からも特殊召喚可能なのでピンで使い回しし易く、強力な単体除去 & バーン効果を持っており、非常に強力です。
出典:遊戯王ニューロン
ただ、EXデッキに戻る「コンタクト融合」だと少し使いづらい印象で、少し残念。
出典:【公式】遊戯王OCG
余談ですが、『沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン』や『沈黙の剣士-サイレント・ソードマン』に始まり、「アームド・ドラゴン・サンダー」や『ホルスの黒炎神』等、地味に「LV」モンスターの新規やリメイクが増えて来ました。
出典:遊戯王ニューロン
もしかしたら、本当に「アルティメット・インセクト」や「魅惑の女王」の新規カードも来たりして?(願望)
輝ける星の竜
アニメ5D’s枠は『輝ける星の竜』。
出典:遊戯王ニューロン
恐らくは『赤き竜』のサポートを意識してたカードでしょう。
出典:遊戯王ニューロン
一応、同じシグナー関連では『スカーレッド・デーモン』が相性良さそうですね。
現状は関係有りませんが、このモンスターは『赤き竜』をテキストに含まないので、今後[『赤き竜』をテキストに含むモンスター]もサポートされる場合に対象外になるのが個人的にやや残念。
ナンバリングからの予想
恐らくは各世代の主人公に1枚ずつ新規カードが追加される感じですかね?
だとしたら、『ブラック・マジシャン』、「ホープ」、「オッドアイズ」、「コード・トーカー」辺りの新規カードが濃厚でしょうか?
出典:【公式】遊戯王OCG
直近の収録カードから、「エクゾディア」や『覇王龍ズァーク』関連の可能性も有りそうです。
再録カード
出典:【公式】遊戯王OCG
全種シークレットレア仕様も存在するらしく、『超魔導師-ブラック・マジシャンズ』のシークレットレア仕様が登場するのはかなり嬉しいですね~。
出典:【公式】遊戯王OCG
『ブラック・マジシャン』の派生カードだと、『クインテット・マジシャン』もシークレットレア仕様が存在しないので、ここで再録されて欲しいです。
出典:遊戯王ニューロン
『覇王龍ズァーク』関連とシナジーするカードも再録されていますし、「アニメーションクロニクル 2023」にシークレットレア仕様が存在しなかった、『覇王眷竜オッドアイズ』と『覇王眷竜ダーク・リベリオン』もここに再録されないかな~?
されたらされたで、「アニメーションクロニクル 2023」で再録しておけと批判されそうですが……。
総評
判明した新規カードの種類は多くない印象でしたが、かなり気になる情報が多かったです。
私が特に気になったのは、『闇の守護神-ダーク・ガーディアン』と『ダーク・エレメント』がレギュラーパックでOCG化された点。
そして、「ターミナルワールド」のパッケージに写った『霊獣使い レラ』らしきモンスターの存在でしたね。
レギュラーパックでの未OCG収録は、今後も積極的に行ってくれそうで何よりです。
出典:遊戯王アニメオリジナルカードwiki
本当、アニメ・原作ファンとしては、欲しいカードが余りにも多過ぎるので……。
今弾の2種も「ゲート・ガーディアン」の強化としては極めて理想的な性能でしたしね。
出典:遊戯王ニューロン
いつになるのかは分かりませんが、『ダンジョン・ワーム』や『地獄の魔物使い』のリメイクも期待したいところ。
「ターミナルワールド」の最後の1テーマが何になるのかも非常に気になる点。
上述の様に「霊獣」か「セフィラ」が濃厚と思われますが、果たして……?
収録テーマの判明は来月でしょうが、本当に待ち遠しい……。
その他も「ゴブリン」の本格的なテーマ化や「クォーター・センチュリー・デュエリスト・ボックス」の初報など、気になる情報が目白押しでした。
早く収録内容が知りたいですね~。
最後に
『闇の守護神-ダーク・ガーディアン』、デザインが『ゲート・ガーディアン』の進化系に相応しくないという意見も多い様です。
ただ、私は迷宮兄弟の使用カードとして見れば違和感無く見れるので、余り気になりませんね。
出典:【公式】遊戯王OCG
確かに、どちらかと言えば『地雷蜘蛛』に近いデザインですが、寧ろそれが良い……。
しかし、個人的に気になる点は別にあります。
アニメ登場時からOCG化をめちゃくちゃ楽しみにしていた、迷宮兄弟最強の切札が字レアはあんまりだ……。
特定のテーマでも少数採用に収まりがちな切札よりも、複数枚採用が常で需要の高いサーチ効果持ち等のデッキエンジンの方を高レアリティにしたい気持ちは分かりますが、それでも切札格は光らせて欲しい……。
遊戯王のレアリティ問題には、今後も悩まされ続けそうです……。
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