出典:Vジャンプ編集部
「Vジャンプ(2025年7月号)」にて漫画「遊☆戯☆王OCG STORIES 魔導大戦編(OCGストーリーズ)」第1話「皇国の王子」が掲載されたので、内容を要約しました。
出典:VジャンプWEB<公式>
「Vジャンプ(2024年3月号)」から「Vジャンプ(2025年4月号)」に渡って連載されていた「遊☆戯☆王OCG STORIES マギストス編」の続編となります。
それでは、以下よりネタバレ注意です。
【ネタバレ有り】ストーリー概要
異世界の扉『テウロギア』が開かれたことにより異質な魔力が流れ込んできた世界で、『法典の大賢者クロウリー』(以下:クロウリー)、『結晶の大賢者サンドリヨン』(以下:サンドリヨン)、『聖魔の大賢者エンディミオン』(以下:エンディミオン)の3人が『絶火の大賢者ゾロア』(以下:ゾロア)と激しい戦いを繰り広げた前作。
出典:Vジャンプ(2025年3月号)
その最終決戦では、サンドリヨンとエンディミオンの力も貸りることでクロウリーが「大いなる獣(ト・メガ・セリオン)」の召喚に成功し、ゾロアを圧倒しました。
出典:Vジャンプ(2025年3月号)
そして、親友である『封印の魔導士スプーン』(以下:スプーン)の「君と一緒なら眠り続ける事なんて恐れない」という言葉を聞いたことでゾロア自身も敗北を受け入れ、そのまま『ゾロアの世界』と『テウロギア』は封印。
出典:Vジャンプ(2025年4月号)
戦いの後、3人はゾロアの墓前で再会を誓い、それぞれの道を歩みだすこととなります。
出典:Vジャンプ(2025年4月号)
最後にはエンディミオンと『聖魔の乙女アルテミス』(以下:アルテミス)の子の名が「レグルス」であると判明しました。
今回の物語はクロウリー、サンドリヨン、エンディミオンが別れた後、それぞれの歩んだ道が語られるところから始まります。
- クロウリーは『召喚魔術』の研究を続け、肉体が滅んだ後の魂はラメイソンに宿った。
- サンドリヨンはエンバと共に「ペンタメローネ」と言う街を作った。
- エンディミオンは暴君となっていた弟との内戦に勝利し、エンディミオン皇国を築いた。
- 115年後、エンディミオン皇国の占星術師シャヴァンが半年以内に大きな災いが来ると予見する。
- シャヴァン曰く、この災いは地上の人間が一丸となって戦う必要がある。
- その為には魔法国家ラメイソンとの統合が必要だが、民主的過ぎる上に強力な魔法使いたちがいるため、武力での制圧も難しい。
- シャヴァンがエンディミオンに何かを進言するが、その内容をネズミに化け盗み聞きしていた『ウィッチクラフト・ジェニー』(以下:ジェニー)が慌てて『ウィッチクラフトマスター・ヴェール』(以下:ヴェール)に報告を行おうとする。
- エンディミオン皇国領内の森で王子レグルスが現地で崇められている黄金の鷲を狩ろうと矢を射るが、姿を見失う。
- レグルスのこの行為を、エンディミオンは「民からいらぬ怨みを買う」と苦言を呈す。
- エンディミオンはレグルスにこの国・世界の未来について問う。
- レグルスは「偉大なる父上が必ず世界を統一する」「父上が築いた偉大な国を私が受け継ぎ守る」「今なら何が起きようと父上の役に立てる」「エンディミオン皇国のためなら代償はいくらでも払う」と嬉しそうに答える。
- ジェニーの報告を受け、ヴェールが侍女として城に潜入する。
- ヴェールは中庭の林檎に目が眩み、手に取ろうとする。
- レグルスにより林檎を射抜かれ、レグルスはヴェールに「ここは私の訓練場と言ってあるはずなのに、何をしてる?」「林檎はくれてやるからとっとと失せろ」と言う。
- ヴェールはジェニーに連れて行かれ、ヴェールは「アルテミスの子供とは思えないヤなガキ」「きっとエンディミオンの悪いとこばっか遺伝した」と愚痴をこぼす。
- レグルスはシャヴァンの元へ向かうエンディミオンを見かけ、追いかける。
- シャヴァンがエンディミオンに「レグルスの中にあるアルテミスの膨大な魔力があればラメイソンに負けることはない」「魔力を抜かれたレグルスは仮死状態になるが、50年ほどで魔力は戻る」と提案している場面をレグルスが盗み聞きしてしまう。
- ヴェールがレグルスの後方から現れエンディミオンに真意を確認しようとするが、レグルスがヴェールの口を塞ぐ。
- レグルスの存在に気付いたエンディミオンは、覚悟を決めた眼差しでレグルスに魔法を放つ。
- エンディミオンの魔法をヴェールがいなし、レグルスを連れて逃亡を謀る。
- レグルスは動揺して立ち止まってしまうが、ヴェールの時空魔術により城外へ瞬間移動する。
- 大きな魔法を使用した反動でヴェールは眠り、「あとは自力で頑張って」と言い残す。
- レグルスが逃亡した先は崖で、『ローグ・オブ・エンディミオン』(以下:ローグ)と『魔導騎士 ディフェンダー』たちに追い詰められる。
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
雑感
待ちに待った続編ですが、1話目にして衝撃的な情報が満載ですね!?
出典:遊戯王ニューロン
「魔導大戦編」、もしかして「マギストス」編の主人公格の1人であったエンディミオンが敵サイドになるの!?(驚愕)
流石に最終的には落とし所を見付けて和解するとは思うのですが、これは意外過ぎる展開でした……。
出典:遊戯王ニューロン
そして、エンディミオンとアルテミスの子であり主人公と思われるレグルスは、この両親を持つだけあって相当な美少年。特に母親似?
ただ、凄いハリキリボーイに育ってる……。(驚愕2回目)
父親を慕い、ヴェールから林檎を取り上げなかった辺りから根は悪い子では無さそうですが、予想していたキャラとはだいぶ違いましたね~。
それに、母から託された指輪(?)はどうしたんでしょう?
いろいろ気になる点は多いものの、恐らくはこの王子と「ウィッチクラフト」勢力がメインで話が進むと思われますし、内容はともかく絵的には華やかになりそうで良いですね~。
後、もし彼がOCG化された際は、ルール上「エンディミオン」、「ウィッチクラフト」、「マギストス」としても扱ったりして……?(期待の眼差し)
出典:遊戯王ニューロン
そして、レグルス同様に主要キャラになると思われる「ウィッチクラフト」たちですが、ジェニーは元々「ウィッチクラフト」側で「サーヴァント(従者)」の方が間者としての姿だったとは……。
何となく「エンディミオン」側から「ウィッチクラフト」側に移ったものだと思っていました……。
出典:遊戯王ニューロン
それに、今回の話の描写を見るに、ヴェールはサンドリヨンで確定っぽいかな?
出典:遊戯王ニューロン
ヴェールがアルテミスと旧知の仲である様な描写もありましたし、ゾロア戦後に交友関係があったのは確定でしょうしね~。寧ろ、その後日談が見たかった……。
出典:遊戯王ニューロン
『ウィッチクラフト・パトローナス』の肖像画に描かれている人物も、やはり「ペンタメローネ」創始者であるサンドリヨンが濃厚そうです。
出典:遊戯王ニューロン
ついでに、エンディミオンの臣下として登場しているローグの正体についても触れられるかもしれません。OCG的にも結構謎性能だし……。
出典:遊戯王ニューロン
唯一、「マギストス」編の主要キャラでクロウリーのみ本編の時系列では未登場と思われますが、肉体が滅びた後に魂が「ラメイソン」に宿ったという、かなり意外な設定は明かされました。
出典:遊戯王ニューロン
クロウリー(『暴走召喚師アレイスター』)が『魔導書院ラメイソン』の動力源となっていることは公式書籍の「マスターガイド」にて言及されていたものの、今回の説明を見る限りは自ら繋がれたっぽい?
となると、ラメイソン側が平和ボケし過ぎている嫌いもあるとは言え、エンディミオン側が侵略者サイドということに……。
実際に人類に脅威が差し迫っている以上、エンディミオンの行為は善悪で測れるものではありませんが、一応は占星術師シャヴァンがラメイソン側の工作員である可能性もありそうですね。
ラメイソン的にはレグルスの力が脅威であったため、シャヴァンがエンディミオンを騙し、レグルスを無力化しようとしているのかもと勘ぐってみたり?
出典:遊戯王ニューロン
比較的シンプルな勢力図だった「マギストス編」と異なり、いろいろな思惑が絡んでいそうに感じます。
他に気になった点としては、エンディミオンが老け込み過ぎでは……?
「マギストス編」最終話の後ろ姿(恐らく15年前)ではそこまで老けている様には見えなかったのですが、アルテミスが消えてしまった影響もあるのでしょうか?
ある意味、モチーフであるギリシア神話のセレーネ(アルテミスと同一視される)がエンディミオンを不老不死にしたエピソードに由来しているのかもしれません。
出典:遊戯王ニューロン
ただ、ヴェール=サンドリヨン説が正しいとすれば、何故こっちは若返っているんだ……?(困惑)
いや、本当に1話目にして凄まじい情報量でした。
期待以上の内容で、既に次回が楽しみ過ぎます!!
出典:Vジャンプ(2025年7月号)
後、侍女服姿のヴェールとジェニーが可愛過ぎる回でもあった……。
出典:遊戯王ニューロン

「ウィッチクラフト」はOCGでも不遇めですし、これを機に優遇されたら良いな~。『ウィッチクラフト・ハイネ』のすぐ泣く設定も拾われて欲しい……。
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