おはようございます!!
DIPTERAです!!
出典:【公式】遊戯王OCG
2024/1/27発売の「レガシー・オブ・デストラクション(LEGACY OF DESTRUCTION)」に、新規カード『共界神淵体』が収録されることが判明したので軽く考察。
詳しくは後述しますが、大分クセの強いメタカードですね〜。
以下より記事本文です。
共界神淵体
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テキスト
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:トークン以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる(このカードの発動に対して、相手は対象のモンスターの効果を発動できない)。種族・属性・攻撃力の内、2つ以上が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキ・EXデッキから効果を無効にして特殊召喚し、対象のモンスターの効果を無効にする。この効果で特殊召喚したモンスターと対象のモンスターのカード名が同じ場合、さらにその2体を裏側で除外できる。
イラスト
出典:【公式】遊戯王OCG
『聖霊獣騎 ノチウドラゴ』が『セフィラ・メタトロン』の力を受けて『聖霊獣騎 レイラウタリ』に進化した場面……、なのかな……?
詳細は不明ですが、『聖霊獣騎 レイラウタリ』や『聖霊獣騎 ノチウドラゴ』の誕生に「セフィラ」が大きく関わっているのは間違いなさそうです。
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『霊獣の継聖』に写っていた鳥っぽい存在って、もしかしたら『セフィラ・メタトロン』の化身だったり?
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カード名
読みは『メタトロニオス』。
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イラストに写っている『セフィラ・メタトロン』のモチーフがユダヤ教の天使メタトロンと思われるのですが、そのメタトロンの語源とされているギリシャ語がメタトロニオスだそうです。
意味は「玉座に侍る者」だとか。
出典:【公式】遊戯王OCG 出典:【公式】遊戯王OCG
『共界神淵体』という漢字表記も「神(王)と共にある存在」のような印象を受けますし、『精霊獣使い レラ』や『聖霊獣騎 レイラウタリ』は結構高次の存在なのかも?
性能面
効果は少し難解。
可能な限り噛み砕くと、相手のモンスター1体を対象に取り、特定ステータスの当該モンスターを自身が特殊召喚。
そして、双方のモンスターの効果を無効にしつつ、それらが同名なら裏側除外するというものです。
特殊召喚する自身のモンスターのステータスですが、対象の相手モンスターと種族・属性・攻撃力の内2つ以上が同じである必要があります。
相手依存かつ、極めて限られた範囲のステータスのモンスターを自身のデッキに採用している必要があり、条件はかなり厳しいですね。
召喚条件も無視できないので、採用するモンスターにはかなり気を使う必要も出てきます。
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攻撃力の選択肢が広く、種族も比較的メジャーな「インフェルノイド」デッキで採用しづらいのは少し残念。
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このカードに限った話では無いものの、環境を読む力が必要となりますね。
しかし、条件が厳しい分、効果は強力。
速攻魔法なので相手の効果にもチェーンして無効にできますね。
対象モンスターに限ればこのカードに対するチェーン発動も封じられるので、ほとんどの制圧効果を無力化可能です。
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ただ、対象にできるモンスターの範囲が自身のデッキに採用されているモンスターに依存し、対象モンスター以外の効果はチェーン可能なので制圧対策としては『禁じられた一滴』に劣る印象。
ステータスも下げられませんし、対象を取る効果なのも耐性持ちが多い現環境では少々厳しめです。
しかし、ディスアドバンテージを追わない点や、条件こそ厳しいものの、再利用が難しい裏側除外での除去を行えるのは大きな利点。
場を離れた場合に発動する効果も封じ、脅威をほぼ完全に排除できますね。
ミラーマッチなら基本的に裏側除外まで発動できますし、環境に多いデッキを扱うのであればサイドデッキに入れておくと良さそうです。
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いっそ、「壊獣」で狙い撃ちしやすい相手モンスターを用意してやっても良いかもしれません。
更に、属性や種族を変更できるのであれば、狙える範囲が大きく広がります。
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昆虫族デッキ、『アンデットワールド』であれば種族を、
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「捕食植物」デッキや『No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン』、『闇黒世界-シャドウ・ディストピア-』なら属性を変更可能。
合わせてデッキ構築を調整しておけば、仮想敵を充分に狙っていけそうですね。
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攻撃力は調整しづらいですが、採用率の高い闇属性かつ攻撃力を一律0にできる「レプティレス」なら、一考の余地はありそうでしょうか?
しかし、結局のところは汎用EXのモンスターが1番狙いやすいと思われます。
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『天霆號アーゼウス』や『フルール・ド・バロネス』は特に狙い目でしょう。
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強力な除去効果やパーミッション効果を有しており、これらを無効にできるフリーチェーンの強みも活かせます。
双方とも比較的狙いやすい種族ですし、同名カードを採用している場合も少なく無さそうなので、裏側除外も充分に狙えますね。
そう考えると、攻撃力に関しては3000のモンスターを採用しておけば狙い撃てる機会が多そうかな?
総じて、クセはかなり強いものの刺さる汎用カードも多いので、ピンポイントメタとしては悪くない印象。
上述の通り、ミラーマッチ対策でサイドデッキに忍ばせるのも有りでしょう。
また、その様なデッキはかなり限られるものの、相手モンスターの種族・属性・攻撃力を変化させるコントロールデッキでは、強力なメタカードとして機能する可能性がありそうです。
総評
面白いカードでしたね。
汎用カードやミラー戦の相手モンスターをピンポイントにメタる効果って、結構珍しい気がします。
この様なカードが今後も増えたら、環境デッキやEXの固定化も防げそうで楽しくなりそうですよね。
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また、イラストも意味深で、『神の摂理』以降の『霊獣使い レラ』が『精霊獣使い レラ』や『聖霊獣騎 レイラウタリ』に至った経緯に大きく関与していそうです。
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「真竜」とも関わりの深そうな『セフィラ・メタトロン』ですが、本当に何者なんだろう……?
今後、マスターガイド辺りで言及されるのかな?
最後に
出典:遊戯王ニューロン
このカード、イラストの割りに種族がマイナーめな「霊獣」デッキでは使いにくくないです……?
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召喚条件無視できないので、対応ステータスのモンスターを狙い撃てても「聖霊獣騎」モンスターの多くが特殊召喚できないのもまた……。
汎用カード狙いの場合も、「霊獣」デッキだと最低限の採用になりがちですしね~。
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肝心の「セフィラ」デッキで使いづらく、基本的に関係無いデッキで使われていた『セフィラ・メタトロン』の自虐ネタかな?(多分違う)
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