おはようございます!!
DIPTERAです!!
2023/12/21発売の「Vジャンプ(2024年2月号)」付属カード『閉ザサレシ天ノ月』、及び2024/3/4発売の「遊戯王OCGストラクチャーズ 」第8巻付属カード『炎王妃 ウルカニクス』が公開されました。
後者の発売は少し先ですが、前者はもうすぐですね。
当記事では、この2種の書籍付属カードについて軽く考察したいと思います。
出典:【公式】遊戯王OCG
また、2023/12/17配信の遊戯王OCGタイムズにて「レガシー・オブ・デストラクション(LEGACY OF DESTRUCTION)」の最新情報が公開とのこと。
その為、「レガシー・オブ・デストラクション」の収録カードも予想してみました。
それでは、以下より記事本文です。
閉ザサレシ天ノ月
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
閉ザサレシ天ノ月
リンク2/光属性/悪魔族/リンク/効果モンスター/攻1200/↑/↗
効果モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先の相手の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、自分が自分フィールドのこのカードを素材としてリンク5モンスターをL召喚する場合、対象の相手モンスターもL素材にできる。
考察
出典:遊戯王ニューロン
「Vジャンプ(2024年1月号)」の煽り文「あのLモンスターの新たな姿!?」から、『閉ザサレシ世界ノ冥神』とは同一人物である模様。
元が美人ですし、このモンスターのイラストもなかなかめんこい少女ですが、効果は可愛くないですね~。
予想は出来ていましたが、やはり相手モンスターをリンク素材にする効果でしたか……。
基本的には素材指定が緩く、このモンスターと組み合わせる事で相手モンスター2体を素材に出来る『閉ザサレシ世界ノ冥神』がリンク召喚先の筆頭候補でしょう。
出典:遊戯王ニューロン
他には、『ヴァレルエンド・ドラゴン』なら比較的出し易そうで、「ヴァレット」デッキでなくとも①と②の効果だけで充分使えそうです。
運用としては、このモンスターが上向きのリンクマーカーを持っており、基本的に自身をエクストラモンスターゾーンに置いてメインモンスターゾーンの相手モンスターを狙うのが基本。
ただ、エクストラモンスターゾーンに置かれた相手リンクモンスターも、時には狙い目となります。
出典:遊戯王ニューロン
エクストラモンスターゾーンに置く機会の多いリンクモンスター、特にリンク4以上は上向きのリンクマーカー持ちが多いですからね。
それらのリンク先にこのモンスターをリンク召喚し、相手の大型リンクモンスターを素材に出来れば占めたものです。
出典:遊戯王ニューロン
リンク4以上の上向きリンクマーカー持ちでも左上しか向いていないモンスターは狙えませんが、極少数なのでこの点は気にならないでしょう。
かなり強力な効果ですが、素材に出来るのはリンク先のモンスターのみなので範囲は狭く、(自分から見て)左端のメインモンスターゾーンの相手モンスターは素材に出来ませんね。
出典:遊戯王ニューロン
『閉ザサレシ世界ノ冥神』とは異なり対象を取る効果でもあり、耐性を持つモンスターも少なく無いので、意外と穴も多いです。
また、リンク先の素材縛りから、相手の通常モンスターを素材とするのは極めて困難。
無論、リンク召喚なので裏側表示のモンスターも素材に出来ません。
そもそも妨害を受けるタイミングも多いので、状況は選ぶカードですね。
出典:遊戯王ニューロン
それでも、『転晶のコーディネラル』や『サクリファイス・アニマ』と同じく、存在するだけでプレイング、特にモンスターの位置に関して影響を与えるカード。
今後のプレイングの為にも、頭の片隅には入れておきたいカードです。
そう言えば、このモンスターは『閉ザサレシ世界ノ冥神』と同一人物だけあって比較的珍しい光属性・悪魔族ですね。それでも闇属性に次いで悪魔族では多いけど……。
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
ラッシュでも、光属性・悪魔族の『ロイヤルデモンズ』が「ハイグレードコレクション」にて大幅な強化を受けていたりします。
出典:【公式】遊戯王OCG
同じ光属性・悪魔族繫がりで「魔轟神」の強化も期待したいですが、流石に早くても来年の「ターミナル・ワールド(TERMINAL WORLD)」ですかね~?
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炎王妃 ウルカニクス
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
炎王妃 ウルカニクス
☆4/炎属性/鳥獣族/効果モンスター/攻800/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。このカード以外の自分の手札・フィールド(表側表示)の炎属性モンスター1体を破壊し、「炎王妃 ウルカニクス」以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族の炎属性モンスター1体をデッキから手札に加える。その後、このカードのレベルをこの効果で手札に加えたモンスターと同じにできる。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「炎王神獣 ガルドニクス」1体を守備表示で特殊召喚する。
考察
出典:【公式】遊戯王OCG
まさかの「炎王」新規。
出典:遊戯王ニューロン
『炎王神獣 ガルドニクス』を名指しでサポートしているカードは初ですね。
これが内助の功ってヤツですか……?
ただ、残念ながら『炎王神獣 ガルドニクス』のリクルートは守備表示限定。
そのままではアタッカーにはなれませんね〜。
イケイケの状態で呼び出されないということは、『炎王神獣 ガルドニクス』って意外と王妃様の尻に敷かれているのでしょうか……?
出典:【公式】遊戯王OCG
また、イラストには『炎王の聖域』が写っています。
出典:遊戯王ニューロン
肝心の効果ですが、特に『聖炎王 ガルドニクス』とのシナジーが凄まじいですね。
彼女の効果で『聖炎王 ガルドニクス』をサーチすれば即座に特殊召喚効果を誘発でき、『聖炎王 ガルドニクス』の効果でデッキの『炎王妃 ウルカニクス』を破壊すれば『炎王神獣 ガルドニクス』をリクルート可能。
上記の流れで『炎王妃 ウルカニクス』はレベル8になっており、3体素材までのランク8にも繋がりますね。
このモンスターの攻撃力は低いですが、それでも破壊すれば『聖炎王 ガルドニクス』の攻撃力を3100にまで上昇出来るので、3000ラインを越えるのに最低限の数値はあるのもありがたい……。
また、単純にサーチ効果も強力ですし、被破壊時の効果も使い易そうです。
これは良い新規カードを貰えました。
出典:遊戯王ニューロン
本音を言えば「炎王」の新規エクシーズモンスターが欲しかったのですが、このレベルの新規を貰えたのなら文句は言えませんね~。
しかし、「ハーピィ」の様な鳥人型とは言え、「炎王」に女性型モンスターが登場するとは……。
出典:【公式】遊戯王OCG
一応、「炎王」には獣人型のモンスターが多めですが、ここまで人型に寄ったモンスターが登場するのは予想外でしたね~。
出典:遊戯王ニューロン
恐らくですが、構図や人型、サーチ効果持ちである点、設定で敵対関係で有ることから「海皇」に属する『海皇子 ネプトアビス』も意識しているのでは無いでしょうか?
出典:【公式】遊戯王ラッシュデュエル
ラッシュデュエルにも『海皇子 ネプトアビス』と似ていると私が勝手に思い込んでる大型海竜族モンスターが登場しているんですよね。
「海皇」強化のフラグだったりして?
「レガシー・オブ・デストラクション」の収録カード予想
アンティーク・ギア
出典:【公式】遊戯王OCG
遊戯王OCGタイムズにてクロノス教授のコーナーが存在すると言うことですので、「アンティーク・ギア」はほぼ確定でしょうか?
最近は未OCGの回収をレギュラーパックでも行っていますし、アニメ5D’sで登場した『古代の機械石像』やアニメARC-Vで登場した多くの融合モンスター、及び専用サポートもいくつか回収して欲しいところです。
出典:遊戯王ニューロン
どちらかと言えば継続的に新規カードを貰えている方のテーマだとは思うのですが、意外とカードプール少ないですしね~。
出典:遊戯王ニューロン
実用的なモノに限れば尚更です。
Em
出典:【公式】遊戯王OCG
アニメARC-Vでは普段「Em」デッキを使用するデニスが「アンティーク・ギア」も採用しており、専用融合カード『古代の機械混沌融合』を使用して『古代の機械混沌巨人』を融合召喚し、作中のギャラリー、及び視聴者を驚かせました。
この繫がりで、「アンティーク・ギア」と一緒に「Em」も強化されないかと期待しています。
また、アニメ再現で混合構築出来ても面白そう。
出典:【公式】遊戯王OCG
アニメ準拠の混合構築ですし、何故か「ファントム・レイジ(PHANTOM RAGE)」にて混合構築向けのカードが追加された『幻影騎士団』と『RR』よりは自然な気がします。
そもそも、「Em」自体長らく放置状態なので、そろそろカードプールを増やして貰いたいですね。
こちらも未OCGだらけですし。
「ライト・オブ・デストラクション」収録テーマ
出典:【公式】遊戯王OCG
個人的には、パック名が類似している「ライト・オブ・デストラクション(LIGHT OF DESTRUCTION)」の収録テーマから選出される可能性も高いのではと考察しています。
出典:【公式】遊戯王OCG
タイミング的にも、前弾の「ファントム・ナイトメア(PHANTOM NIGHTMARE)」が「ファントム・ダークネス(PHANTOM DARKNESS)」を強く意識されたパックであり、「ライト・オブ・デストラクション」は「ファントム・ダークネス」の次に発売されたパックでしたからね。
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出典:遊戯王ニューロン
また、上記の「アンティーク・ギア」も「ライト・オブ・デストラクション」に収録されていました。
出典:遊戯王ニューロン
最有力候補は「アルカナフォース」でしょうか?
出典:遊戯王ニューロン
「アニメーション クロニクル 2023(ANIMATION CHRONICLE 2023)」にて『アルカナフォースXV-THE DEVIL』が追加されており、未OCGや元ネタとなるタロットカードの大アルカナも残ってるので、拡張性も高いと言えます。
「ライト・オブ・デストラクション」が初出のテーマでもありますしね。
出典:遊戯王ニューロン
また、同じく「ライト・オブ・デストラクション」が初出の「ライトロード」も、収録される可能性が高く感じます。
出典:遊戯王ニューロン
「トワイライトロード」化していないモンスターが多いのも気になりますし。世の「ライトロード」使い達が「トワイライトロード」を求めているかは微妙ですが……。
出典:遊戯王ニューロン
後、「ライト・オブ・デストラクション」産だと、パックパッケージの『オネスト』も無視は出来ませんね。
出典:遊戯王ニューロン
「ライトニング・オーバードライブ(LIGHTNING OVERDRIVE)」では、このモンスターのリメイク(ダークモンスター化)とも言える『ダーク・オネスト』がホログラフィックレア枠で登場していますし、『オネスト』自身も+1ボーナスパックのプリズマティックシークレットレア枠で再録されています。
出典:【公式】遊戯王OCG
今度はカオスモンスター化して『カオス・オネスト(仮)』とか出るかも?
その他、「ライト・オブ・デストラクション」には「D-HERO」、「宝玉獣」、「雲魔物」、「電池メン」、「ガエル」などのテーマも収録されており、これらも強化を期待してしまいますね。
デッキビルドパック産テーマ
出典:【公式】遊戯王OCG
直近のデッキビルドパックである「デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズ」から「ヴァルモニカ」と「センチュリオン」の新規カードは濃厚と思われます。
出典:遊戯王ニューロン
前回の「ファントム・ナイトメア」では「メメント」のみでしたからね~。
出典:【公式】遊戯王OCG
設定画が公開された位ですし、『ヴァルモニカ・シェルタ』の少女もモンスター化されたりして?
出典:【公式】遊戯王OCG
また、元ネタが残っている「御巫」も有力ですかね?
「御巫」は天照大御神、及び天照大御神〜天皇までの系譜である地神五代が元ネタと思われるのですが、以下の通りまだ二柱元ネタが残っています。
天照大御神(別名「大日女」、読み:オオヒメ)→『オオヒメの御巫』
天忍穂耳尊(読み:アメノオシホミミノミコト)→?
瓊瓊杵尊(読み:ニニギノミコト)→『鏡の御巫ニニ』
火折尊(別名「火遠理命」、読み:ホオリノミコト)→『珠の御巫フゥリ』
鵜葺草葺不合尊(読み:ウガヤフキアエズノミコト)→?
神武天皇(別名「神倭伊波礼毘古尊」、読み:カムヤマトイハレビコノミコト)→『剣の御巫ハレ』
出典:【公式】遊戯王OCG
恐らくですが、『伝承の大御巫』に写っている紫髪の少女と見切れている茶髪の少女が、天忍穂耳尊と鵜葺草葺不合尊を元ネタとするモンスターであると考えられます。
全種揃うのが楽しみですね。
出典:【公式】遊戯王OCG
そして、「遊戯王OCGデュエルモンスターズ ラビュリンス デュエルセット」も販売されましたし、「白磁の乙女」の中姉様2人目が登場してもおかしくありません。
出典:【公式】遊戯王OCG
他にも「ヌーベルズ」のイケオジコック、闇属性っぽい「アダマシア」、『ドラゴンメイド・チェイム』のドラゴン態など、まだまだ候補は有りますね~。
出典:【公式】遊戯王OCG
この中でも「アダマシア」は『魔救の奇縁』以外に追加カードもなく放置期間も長いですし、特に来て欲しいところ。
出典:【公式】遊戯王OCG
後は、同じ「シークレット シャイニー ボックス(SECRET SHINY BOX)」組の「閃刀姫」が優遇されまくっている中、「魔妖」と「ウィッチクラフト」にも新規カードが欲しいは流石に欲張り過ぎでしょうか?
出典:遊戯王ニューロン
『ウィッチクラフトマスター・ヴェール』の融合モンスターとかも見てみたいものですが……。
出典:【公式】遊戯王OCG
「ウィッチクラフト」関連だと「マギストス」にも融合モンスター、リンクモンスターに2種目が来ていませんか。
挙げ出すと本当に切りが無さそうです。
出典:【公式】遊戯王OCG
一応、デッキビルドパックに収録された事のある「ヴァンパイア」も強化して欲しいですが、初出はデッキビルドパックで無いのでここでは場違いですね。
余談
ラッシュの話題になってしまいますが、アニメSEVENSで凜之介の声優を担当した小林千晃氏、アニメゴーラッシュ!!でズウィージョウの声優を担当している江口拓也氏もゲスト出演とのこと。
出典:アニメ「遊☆戯☆王」公式
「花牙」と「ヴォイドヴェルグ」の新規カードも濃厚です。
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出典:アニメ「遊☆戯☆王」公式
江口拓也氏はアニメSEVENSでユウロの声も担当しており、風属性通常モンスターの強化の可能性も有りますね。
総評
『閉ザサレシ天ノ月』、なかなか強烈な効果を持つリンクモンスターでしたね。
相応の下準備は必要ですが、それでも相手モンスター1体、『閉ザサレシ世界ノ冥神』と組み合わせる場合は2体を素材にリンク召喚されるのは、相手からしたら堪ったものではないでしょう。
上述の様に、上向きのリンクマーカー持ちにとってもメタとなり得ます。
出典:遊戯王ニューロン
私のマイ・フェイバリット・カードの1枚である『聖天樹の大母神』もエクストラモンスターゾーンに置くのが基本となる上向きマーカー持ちのリンク4ですし、厳しいですね~。
出典:遊戯王ニューロン
「サンヴァイン」たちが自壊しないだけマシですが、それでも「サンアバロン」好きな身としてはキツくなりそうです……。
出典:遊戯王ニューロン
『閉ザサレシ天ノ月』は効果外テキストでなくモンスター効果ですし、『聖天樹の開花』で止められるのは救いかな?
出典:遊戯王ニューロン
対象を取るので『聖蔓の乙女』を握っておいても良さそう。
出典:【公式】遊戯王OCG
そして、「デュエリスト・ネクサス(DUELIST NEXUS)」の「焔聖騎士」、「エイジ・オブ・オーバーロード(AGE OF OVERLORD)」の「スネークアイ」、「デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-」、「ストラクチャーデッキR-炎王の急襲-」、「ターミナル・ワールド」の「インフェルノイド」、今回の『炎王妃 ウルカニクス』と、炎属性強化のターンもまだ続いている印象。
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出典:遊戯王ニューロン
ちなみにですが、地味に「遊戯王OCGストラクチャーズ」の付属カードも6巻の『紅恋の麗傑-ブラダマンテ』から3冊続けて炎属性だったりします。
6巻の発売は2023/1/4でしたし、如何に今年の炎属性が優遇されていたかが分かりますね。
まあ、炎属性はOCGの六属性で1番不遇ですし、長めの強化期間を取られるのも悪く無いと私は思います。
出典:遊戯王ニューロン
この流れで「ネフティス」や「陽炎獣」なども来て欲しいですね。
ただ、そろそろ水属性のターンが来そうかな?
『水霊媒師エリア』もまだですし、「ストラクチャーデッキR-海竜神の怒り-(仮)」か「ストラクチャーデッキR-海皇の咆哮-(仮)」辺りも来そうですしね。
出典:遊戯王ニューロン
普通に考えたら後者が来そうですが、個人的には『海竜-ダイダロス』が強化されて欲しいので、前者が来たら嬉しいです。
出典:遊戯王ニューロン
『海竜神-ネオダイダロス』のシークレットレア仕様も欲しいですし。
出典:遊戯王ニューロン
他には、水属性だと「水精鱗」、「六花」辺りの強化を期待していますね。
後、当記事で色々と予想しましたが、遊戯王OCGタイムズの公開も非常に気になります。
週末の公開が楽しみですね~。
最後に
出典:【公式】遊戯王OCG
「魔妖」、『奇異界開』のイラストに写っていたしマジで来ないかな?
関連記事↓
出典:集英社 ― SHUEISHA ―
妖怪モチーフだと、どうしてもぬらりひょんモチーフのモンスターとか見てみたくなります。
出典:集英社 ― SHUEISHA ―
ちょうど雪女もいますしね。
出典:集英社 ― SHUEISHA ―
最近、久々に新刊(外伝?)も出たみたいですし……。
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