出典:YU-GI-OH.jp
2025/7/26に発売の基本パック「ドゥーム・オブ・ディメンションズ(DOOM OF DIMENSIONS)」に収録される、『命王の螺旋(ドミナス・スパイラル)』が公開されました。
新規カード
『命王の螺旋(ドミナス・スパイラル)』
出典:【公式】遊戯王OCG
テキスト
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札・EXデッキに戻す。自分の墓地に罠カードが存在しない場合、さらに相手は自身の墓地からモンスター1体を特殊召喚できる。このカードを手札から発動した場合、発動後、このデュエル中に自分は光・闇属性モンスターの効果を発動できない。
公式リンク
雑感
新たな「ドミナス」が公開!!
とうとう基本レアリティがウルトラレア(アルティメットレア?)になりましたか……。
今からお値段が怖い……。(冷汗)
そして、ここからは肝心の性能面。
その効果は相手モンスター1体を手札バウンスし、自身の墓地に罠カードが存在しない場合には相手にモンスター1体を蘇生させる選択肢を与えるというもの。
出典:遊戯王ニューロン
また、他の「ドミナス」同様に手札から発動できる効果外テキスト、及びデュエル中に特定の属性(このカードは光・闇属性)のモンスター効果を発動できなくなる縛りを持ちます。
出典:遊戯王ニューロン
効果のみを見ると、特定条件下でデメリットが発生する『強制脱出装置』と言えますね。
EXデッキのモンスターをバウンスできれば非常に強力ですし、かなり優秀な妨害札でしょう!!
手札から発動できる奇襲性も素晴らしいですね~。
ただし、そのデメリットが任意のモンスターを蘇生と軽いものとは言いづらく、特にデュエル中盤以降では大型モンスターを蘇生される危険すらあります。
やはり、墓地に罠カードを置くことでデメリットを回避しつつ、効果外テキストによる手札からの発動で『強制脱出装置』と差別化したいところ。
出典:遊戯王ニューロン
そのデメリットを可能な限り回避するために、手札から発動できる罠カードは積極的に併用したいですね。
出典:遊戯王ニューロン
光・闇属性以外の特定の属性で統一されたテーマデッキであれば、縛りを回避できる他の「ドミナス」を併用し、デメリットを回避しやすくすることもできそうです。
出典:遊戯王ニューロン
ただし、光属性と闇属性は遊戯王において花形の属性であり、強力な汎用モンスターが多数存在。
出典:遊戯王ニューロン
なので、属性統一テーマを使う上でもこの2属性を縛られるのは痛手となるデッキが多いでしょう。
出典:遊戯王ニューロン
同弾の「絢嵐(けんらん)」や「SR(スピードロイド)」、「海皇(かいおう)」&「水精鱗(マーメイル)」など、元々属性縛りが発生するテーマ自体は多いので、それらと組み合わせるのが良いかな?
出典:遊戯王ニューロン
地属性統一かつ墓地に「落とし穴(おとしあな)」や「ホール」罠カードが落ちやすい、「蟲惑魔(こわくま)」との相性も良さそうです!!
後、手札から発動できる効果外テキストについてですが、このカードのみ他の「ドミナス」と条件が異なりますね。
その条件は相手が手札・墓地のモンスター効果を発動したターンと、現環境では比較的満たしやすいもの。
出典:遊戯王ニューロン
一部の「K9(ケーナイン)」モンスターが持つ自己特殊召喚と同等レベルの条件と考えれば、そこまで厳しくはありません。
とは言え、他の「ドミナス」以上に相手依存にはなりやすいため、手札から発動できないリスクはしっかり念頭に置いておきたいところ。
このように、手札から発動できるバウンス効果自体は非常に強力なのですが、その分扱いづらい制約も多め。
セットして発動すれば属性縛りは回避できるものの、それならデメリットが無い上に自分のモンスターにも使用できる『強制脱出装置』の方が優れてしまいますからね。
これらの点がどこまで評価に響くのか、非常に気になるところです。
出典:遊戯王ニューロン

一応は『列王詩篇』のサーチに対応するメリットもありますが、そもそもこのカードの縛りがキツいですしね~。

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