おはようございます。
DIPTERAです。
2022/12/13にサイバーストーム・アクセスに収録される新たな御巫の関連カードが公開されましたのでそちらをご紹介&考察。
御巫に関しては以前の記事で新規カードについて考察していました。
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全てが考察通りとはいきませんでしたが、一応は予想通り八尺瓊勾玉の御巫が登場しましたね。
前置きはこの辺りにして、早速新規カードを紹介&考察していきたいと思います。
珠の御巫フゥリ
出典:【公式】遊戯王OCG
モチーフ
予想していた通りの八尺瓊勾玉の御巫。
しかし、まさかセンターの紫髪の子では無く右側の黄緑っぽい髪の子が来るとは思いませんでした。
光属性っぽいと思っていた右の子が風属性担当というのも意外。
三種の神器と三貴子で下級モンスターと儀式モンスターがそれぞれ3種来ると予想していましたが、もしかしたら下級モンスターに光属性以外の5属性が来るのかも知れませんね。
そうなると他の2種のモチーフが何になるのか全く予想できませんが……。
下級モンスターは三種の神器以外にも動物もモチーフに入っていますが、後述の御巫舞踊-迷わし鳥のイラストを見るにどうやら動物のモチーフは狐(九尾)っぽいですね。
テキスト
珠の御巫フゥリ
風属性/サイキック族/効果/☆3/ATK0/DEF0
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードが装備カードを装備していない場合、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、装備している場合、このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
②自分フィールドに装備カードが存在する限り、自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない。
③このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。デッキから「御巫」罠カード1枚を手札に加える。
性能
期待していた通りのサイキック族なのが非常にありがたいです。
簡単にリクルートできるので、下級モンスターが増えた点も込みで純構築の安定感が大幅に増しました。
①は御巫モンスター共通の戦闘破壊耐性と反射ダメージを与える効果。
ユベルやスフィアードと同等の耐性ですが、装備カードが必要。
ただし、装備していなくても戦闘ダメージは受けませんし、最終形態のユベルやスフィアードと同じくこちらから攻撃もしていけますね。
元の攻撃力の低さから大きな反射ダメージが期待できますし、ほとんどの専用装備魔法が破壊耐性を付与できるので相当堅いモンスターが出来上がります。
このモンスターに至っては後述の②の効果で専用装備魔法含む全ての御巫にも対象耐性を付与できるのでより堅いですね。
②は場に装備魔法が存在する場合に御巫に対象耐性を付与する効果。
この対象耐性は非常にありがたいですね。
効果無効とか受けたらただのサンドバッグに成り果てますからね、この子達……。
神秘的な力を行使できなければただの非力な少女達なのでしょう……。
地味に御巫ならモンスターに限らず耐性を付与できるのも素晴らしい。
対象を取る除去で専用装備魔法を剥がされる心配も無くなりますね。
また、装備魔法を自身が装備している必要もありません。
御巫デッキでそのような状況は少なそうですが、既に装備魔法を装備したモンスターが場に存在すれば自身を展開するだけで対象耐性を与えられるのは手軽で良いですね。
自身のカードでは対象を取れるのもシナジー面で完璧。
装備魔法の装備はもちろん、バウンスでの使い回しなどで自身のカードを対象に取りたい場面もありますしね。
③はハレの対とも言えるサーチ効果。
もちろん強力ではあるのですが、御巫では専用罠カードの優先度が装備魔法と比べて格段に低く有用性では劣っちゃいますね。
現状ではサーチ先も2種しか存在しませんし。
カテゴリサーチなのにサーチ先1種しかないカードよりは遥かにマシだけど……。
御巫舞踊-迷わし鳥
出典:【公式】遊戯王OCG
どうでもいいですが個人的に御巫の専用装備魔法で誘い輪舞と共に特にイラストが好きなカード。
テキスト
御巫舞踊-迷わし鳥
装備魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①装備モンスターは効果では破壊されない。
②自分の「御巫」モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
③このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「御巫」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
性能
①はほとんどの御巫装備魔法が有する装備モンスターに効果破壊耐性を付与する効果。
御巫モンスターは元々戦闘破壊耐性を持っているので装備させればステータスからは想像できない程に堅くなりますね。
下級モンスターは装備カード無しでは耐性を失うので装備魔法が狙い撃ちされると危険ですが、上述のフゥリも駆使して死守したいところです。
②は御巫モンスターの戦闘をトリガーとしたバウンス効果。
対象こそ取りますがダメージステップに破壊を介さないバウンスで除去を行えるので除去性能自体は高いです。
基本的に御巫モンスターはガチガチの耐性が付与されていることが多いので戦闘の妨害も受けにくく、戦闘が必要とはいえ割りと安定して除去を行えそうですね。
ちなみにこの効果のトリガーとなる戦闘はこのカードが装備されている御巫モンスターである必要は無いです。
このカードは場に存在さえしていれば良く後述の墓地効果もあるので、墓地送りを兼ねてあえてバウンスしたい相手モンスターに装備するのも全然有りですね。
バウンス対象にモンスター以外を選べるのも非常に優秀。
しかも自分のカードまでバウンスできるので装備魔法や手札でも効果を使えるオオヒメを使い回せますね。
場に1枚しか存在できない誘い輪舞をバウンスして奪っていた不要な相手モンスター処理しつつ別の相手モンスターを奪うなんて芸当も可能。
反射ダメージ与えるわ、バウンスするわ、コントロール奪うわで、可愛い容姿や巫女モチーフの割りに本当にやること悪質(誉め言葉)なモンスターたちですね~。
③は墓地の御巫を蘇生しつつ墓地の自身を装備する効果。
上述の2つの効果も凄く強力なのですが、それでもこの効果がこのカードの真骨頂ですね。
墓地から特定のモンスターを蘇生して更に装備と、エゲつないアドバンテージの稼ぎ方をしています。
しかも除外デメリットは蘇生したモンスターのみで自身にはかかりません。
蘇生対象が尽きない限り毎ターン蘇生可能という、装備魔法の弱点である筈のディスアドバンテージを物ともしない性能は圧巻です。
これで蘇生対象が弱いなら納得の性能ですが、御巫の下級モンスターは装備さえしていれば強力なモンスターですしね〜。
それでいて強力な除去効果と耐性付与効果も有していると、専用とはいえ恐ろしい装備魔法が登場しました……。
手札に来た場合、普通に装備しても強いしオオヒメのコストにしても全く苦にならなさそう寧ろアドなのも便利過ぎますね……。
総評
どちらもめちゃくちゃ優秀ですね!!
フゥリのお陰で盤面の堅牢さが凄まじい事になっていますし、迷わし鳥で毎ターン安定してアドバンテージも稼げそうです。
単純に下級モンスターや専用装備魔法が増えて安定感も上がっていますし、戦闘が必要とはいえタイミングをかなり選ぶ御巫神楽以外にも能動的な除去を貰えたのも大きいです。
シナジー面でも上手く調整されているので、蟲惑魔や天気予報でも感じましたが最近の遊戯王OCGの調整は見事と言う他ありません。
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来年も多くの革新的なカードが生まれそうで今から楽しみですね~。
まあ、登場から短期間での禁止・制限行きも多いけど……。
ただ、個人的な拘りでしかありませんが御巫モンスターでフゥリのみが光っていないのが残念ですかね~。
掲載画像から字レアで確定っぽいですが、特に下級モンスターはスーパーで統一したかったです。
後、以前の記事でメインだった話題ですが、やはり御巫のデュエルフィールドにはハレ&ニニ&フゥリ(&オオヒメ)が写っていそう。
どの子もとても可愛いですし、デュエルフィールドめちゃくちゃ欲しいですね~。
最後に
出典:【公式】遊戯王OCG
最近のKONAMI様、装備前に処理を行う装備魔法に味をしめた……?
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まあ、効果自体は強力なので非常に有り難いですが……。
本当、年々テキストが柔軟になっていって良いですね~。
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