おはようございます!!
DIPTERAです!!
出典:VジャンプWEB<公式>
2024/1/19発売の「Vジャンプ(2024年3月号)」付属カード、『マジックカード「死者蘇生」』の詳細なテキストが公開されました。
原作でも印象的なシーンの再現カードですね。
それでは、以下より記事本文です。
マジックカード「死者蘇生」
出典:【公式】遊戯王OCG
モチーフ
出典:遊戯王ニューロン
『死者蘇生』のリメイク。
出典:【公式】遊戯王OCG
イラストの場面は、原作の闇遊戯 VS パンドラで双方が『ブラック・マジシャン』を『死者蘇生』で特殊召喚したシーンです。
見開きで『死者蘇生』が同時に使われた場面でもあり、『死者蘇生』の使用シーンでは最も印象に残ると言っても過言では無いと思われます。
テキスト
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、その効果は発動できない。
性能面
速攻魔法であり、効果は自身か相手の墓地のモンスターを蘇生するという至極シンプルなもの。
言わば、速攻魔法版の『死者蘇生』。
速攻魔法なのでチェーンが可能であり、特殊召喚可能な範囲も『死者蘇生』と同等と、『死者蘇生』を凌ぐ汎用性を持ちますね。
ただし、同名ターン1、及び蘇生したターンの攻撃と効果発動の不可のデメリットが存在します。
即座に攻め込むには不向きであり、蘇生したモンスターを各種素材として使用するなど、一工夫が必要でしょう。
しかし、相手ターン中であれば攻撃不可のデメリットは全く気にならず、次の自ターンには攻撃宣言も効果の発動も可能。
モンスター効果に関しても封じられるのは発動のみなので、永続効果であれば適用されますね。
永続効果持ちだと、
出典:遊戯王ニューロン
「幻奏」デッキにおける『幻奏の音女アリア』や『幻奏の音女エレジー』、
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出典:遊戯王ニューロン
「シャドール」デッキにおける『エルシャドール・ミドラーシュ』、
出典:遊戯王ニューロン
「ダイノルフィア」デッキにおける『ダイノルフィア・レクスターム』、
出典:遊戯王ニューロン
『氷結界の虎将 ライホウ』などの「氷結界」モンスター、
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天使族デッキにおける『大天使クリスティア』、
出典:遊戯王ニューロン
属性統一デッキにおける「結界像」モンスター、
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辺りが極悪です。
自ターンに限っても、攻撃宣言をほとんど行わない通常モンスターであれば、デメリットを完全に無視できます。
墓地に送られた際に発動する効果持ちのモンスターを蘇生するのも良いですね。
出典:遊戯王ニューロン
これらには、「サンアバロン」デッキにおける『聖種の地霊』、
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出典:遊戯王ニューロン
「シンクロン」デッキにおける『ドッペル・ウォリアー』などが該当。
また、コンボを考えずとも、相手の蘇生にチェーンして奪えば妨害も可能。
出典:遊戯王ニューロン
その他、「炎王」デッキで『魂の解放』などにより「炎王」モンスターが除外されそうな場合、1体のみになりますが蘇生して除外を回避する目的でも使えそうですね。
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出典:遊戯王ニューロン
その他、『墓穴の指名者』を回避する有効な手段にもなります。
出典:遊戯王ニューロン
蘇生ターンはデメリット効果も発動しないのは嬉しいですが、「コアキメイル」モンスターの維持コストなどは効果外テキスト故に無視できないので注意したいです。
総じて、デメリットも軽く汎用性も高い強力な蘇生札。
めちゃくちゃ使い易そうですね、このカード。
出典:遊戯王ニューロン
一応、『死者蘇生』と異なりサポートが少ないデメリットもありますが、フリーチェーンの汎用蘇生カードとしては圧倒的にクセが無いので、かなり優秀なカードだと思われます。
『死者蘇生』が制限カードですし、2枚目以降の『死者蘇生』として採用しても良さそう。
出典:遊戯王ニューロン
リンクモンスターを多用するデッキであれば『星遺物を継ぐもの』でも良いですが、それでも速攻魔法かつ相手の墓地のモンスターを選べる点は大きな強みですよね~。
『死者所生』との比較
出典:遊戯王ニューロン
同じくスペルスピード2かつ双方の墓地から蘇生可能なカードに『死者所生』が存在します。
その『死者所生』ですが、コチラは受動的な発動条件に制限カードの『死者蘇生』がデッキ・手札に必要。
攻撃宣言や効果の発動に制限こそ無いものの、発動がかなり困難ですね。
罠カード故の遅さも気になります。
そのため、汎用性は圧倒的に『マジックカード「死者蘇生」』が勝りますね。
出典:遊戯王ニューロン
基本的な運用で『死者所生』が勝る場面は少ないのですが、例外として『ラーの翼神竜』デッキであれば優先できるかも知れません。
出典:遊戯王ニューロン
数少ない差別化点として、蘇生効果を『死者蘇生』の効果として扱うという点が存在しますが、この『死者蘇生』扱いが『千年の啓示』の効果を受けられる大きなメリットになりますから。
『ラーの翼神竜』デッキにおいても採用率の高いカードではありませんが、それでも『マジックカード「死者蘇生」』には真似できない芸当ですし、当該デッキを使用するのであれば覚えておきたいですね。
総評
普通に優秀なカードで驚きました。
汎用カードに頼らずとも展開できてしまうデッキがほとんどの現環境ですが、それでも採用に一考の余地がある程度には強力な蘇生魔法でしたね。
速攻魔法の優秀さ、改めて再認識させられます……。
汎用的な蘇生札としてはもちろん、「炎王」デッキや『墓穴の指名者』に対するメタとしても一定以上の価値は見出されていきそうです。
何より、原作ファンとして原作のワンシーンを再現してくれているカードは嬉しいですしね。未OCGももっと回収して欲しいけど……。
最後に
出典:遊戯王ニューロン
イラスト通り、ちゃんと『ブラック・マジシャン』デッキでも活用できそうなカード!!
凄く嬉しいです!!
出典:【公式】遊戯王OCG 出典:【公式】遊戯王OCG
地味にイラストのモンスター・テーマと相性悪いカード多いですからね……。
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出典:遊戯王ニューロン
このカードの場合、速攻魔法カードという時点で『超魔導師-ブラック・マジシャンズ』や『マジシャンズ・ロッド』と相性良いです。
出典:遊戯王ニューロン
他にも、『ブラック・マジシャン』を蘇生して『黒の魔導陣』の除外効果のトリガーにするなど様々なコンボを行えますし、効果を発動できない点も通常モンスターの『ブラック・マジシャン』なら問題になりません。
『ブラック・マジシャン』をテキストに含んでいないので採用する枠が厳しくもありますが、是非とも『ブラック・マジシャン』デッキで使ってみたいですね~。
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