おはようございます。
DIPTERAです。
2023/1/23に「デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-」の発売が公式から発表されました。
前回の「デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-」からは地獄の封入率で物議を醸した「SELECTION 5」を挟んだ影響で、丸一年以上のスパンがありましたね。
パックタイトルから分かる通り炎属性をメインにしたデュエリストパック。
元々炎属性はアニメでの使用者も少なく、全属性(特別な神属性除く)でモンスター総数が最も少ないと非常に不遇であり、このパックでどれ程の強化を受けられるか非常に期待がかかります。
参考までですが、公式データベースによると各属性の総数(2023/2/26時点)は以下の通りです。
- 闇属性→2217種
- 地属性→1872種
- 光属性→1629種
- 水属性→825種
- 風属性→763種
- 炎属性→665種
- 神属性→6種
それでは、以下よりパックの基本情報を紹介し、その後に収録テーマの予想を述べていきます。
基本情報
発売日
2023/5/27です。
例年通り「ANIMATION CHRONICLE 2023」が2023/6/10に発売されるので、連動が期待されますね。
商品仕様
デュエリストパックとしては通例通り1BOX15パック入りのハーフBOXの商品です。
価格は1パック176円(税込)。
直近のパックの例に漏れず、やはり値上がりしています。
諸事情で物価が上昇しているので仕方ありませんね。
次の項からは当記事の本題である収録テーマを予想していきます。
収録テーマ予想
ソウルバーナー
出典:【公式】遊戯王OCG
アニメVRAINSの2年目で主人公プレイメイカー(藤木遊作)の相棒的存在となったソウルバーナー(穂村尊)。
彼がサイバース族・炎属性の「サラマングレイト」を使用していましたね。
炎属性統一カテゴリの使用者自体が少ない中、貴重な主要キャラ。
イケメンなのもあり、ほぼ確実にパッケージじゃないかなと思っています。
ただ、個人的に彼がチョイスされた場合の1番の懸念点って、アニクロのVRAINS枠がDP連動のサラマングレイトに割かれてサンアバロンが入らなくなりそうなことだったり……。
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サラマングレイトの未OCGカードだと『転生炎獣の神域』はアニクロで拾われそうですね。
オースチン・オブライエン
出典:【公式】遊戯王 デュエルリンクス
アニメGXで登場。
闇堕ちした主人公を正気に戻した立役者の1人でもある彼ですが、炎族・炎属性の「ヴォルカニック」を使用していました。
超絶貴重な炎族統一のテーマ。
不遇過ぎる炎族の最後の希望とも言えます。
個人的には1番来て欲しい枠であり、ほぼ間違いなく来るだろうと思っている枠。
使用者も魅力的であり、その炎属性らしい正統派デザインに強化を心待ちにしていた方は多いと思います。
なんならパッケージもソウルバーナーより彼に持っていって頂きたいくらいには好きなキャラでもあるので、ここで本格的にテコ入れして頂きたい……。
私が期待している強化の方向性としては、「ヴォルカニック」の融合テーマ化です。
「ブレイズ・キャノン」カードで融合召喚できるようになれば『ヴォルカニック・バックショット』の全体除去のトリガーにもできますしね。
羽蛾もそうでしたが、DMやGXのテーマは基本的に融合召喚を使用して欲しくあります。
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それか自然とテーマに組み込むのが難しいので慎重な調整が求められますが、儀式召喚。
この時期にはまだシンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンク召喚は存在しませんでしたからね。
後、デッキリカバリーの手段は増やして欲しいところ。
「ヴォルカニック」だとバックショットへの依存度が高いですが、現状だとデッキに戻せる実用的な手段が『炎帝近衛兵』や『貪欲な壺』など非常に限られますし。
他には「ブレイズ・キャノン」の攻撃不可デメリットも痛いですが、ここはバーンに特化するか完全リメイクしかないでしょうね~。マガジンしか使われていないとか言わない。
以前から素のブレイズ・キャノンもトライデントもかなり厳しい立場ですし、素直にリメイクが妥当?
アリト
出典:『遊☆戯☆王ゼアルⅡ:あにてれ:テレビ東京』
アニメZEXALに登場したバリアン七皇の1人。
彼は戦士族・炎属性のBKを使用していました。
登場当初は『BK 拘束蛮兵リードブロー』の堅牢さで評価が高かったテーマですが、ZEXAL終盤では既に環境に追いつけていませんでしたね。
特にバリアン七皇のリーダー・ナッシュのエースなんかは正しく天敵でした。
専用の強化は暫く来ていませんし、この辺りでしっかり補強して頂きたいですね。
それでも他のバリアン七皇よりはマシだけど……。
後、アリトに関連するナンバーズである『No.54 反骨の闘士ライオンハート』ともシナジーしてくれたらアニメファンとしては嬉しいかも?
十六夜アキ
出典:あにてれ:遊☆戯☆王ファイブディーズ
アニメ5D’sで登場。
エースの『ブラック・ローズ・ドラゴン』が炎属性です。
5D’sでキーカードとなるシグナーの竜の1体で炎属性担当でしたが、アニメでの炎のイメージは闇属性担当の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』の方が強かったり……。
一応、『ブラック・ローズ・ドラゴン』の属するテーマとして植物族と関連の深いドラゴン族の「ローズ・ドラゴン」、及び「ローズ」が存在しますね。
ただ、上記2テーマは『ブラック・ローズ・ドラゴン』と進化系の『ブラッド・ローズ・ドラゴン』以外に炎属性は全く存在しません。
後、後者には無関係のカワイ子ちゃんも混ざってる……。
炎属性のイメージは極めて低いと言わざるを得ませんが、まあ、シェリーが「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-」に選ばれるくらいですし……。
「デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-」とか誰が「輝石」なんだろ……?
アニメ5D’sでの『ライフ・ストリーム・ドラゴン』初登場回のタイトル「命の奇跡、ライフ・ストリーム・ドラゴン!!」の「奇跡」と「輝石」を掛けてるのかな……?パワー・ツールがリメイクされたし、このモンスターも『ライフ・エクストリーム・ドラゴン』みたいな名前でリメイクされそう……。
アキ関連の最近の特徴(?) として、強化される度に採用される植物族の量がどんどん減っていってますね。本当に植物族使い……?
やはり『ブラック・ガーデン』が場の植物族を全て破壊してしまうので、その兼ね合いもあるのでしょうか?
公式もなんとか「ローズ・ドラゴン」やアキ関連モンスターと『ブラック・ガーデン』にシナジーを持たせようと頑張っていましたが、『ブラック・ガーデン』の難解な効果と噛み合わせるのは難しいと思うので別の方向性を見出した方が良いかも……?
それか『ブラック・ガーデン』を扱い易い効果の新カードにリメイクするとか?
ジャック・アトラス
出典:あにてれ:遊☆戯☆王ファイブディーズ
十六夜アキと同じくアニメ5D’sで登場。
主人公・不動遊星のライバル兼チームメイトであり、最初期の章ボス的ポジションでもありました。
彼もそれなりに炎属性の使用頻度が高いキャラ。
AVで登場した際はメインデッキの多くが悪魔族・炎属性のモンスターであり、より顕著でしたね。
また、上述の通りエースの『レッド・デーモンズ・ドラゴン』が割りと炎のイメージ強いです。
まあ、レッド・デーモンは全て闇属性なのですが……。
とか考察していたら、記事完成後の2023/2/27に専用ストラクである「ストラクチャーデッキ-王者の鼓動-」の情報が公開されました……。
これは完全に候補から外れましたね……。
出典:【公式】遊戯王OCG
ちなみに、「COLLECTION PACK 2020 キャラクターテーマカード OCG化投票」という投票企画では紅蓮の悪魔のしもべも選出されていました。
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もしかしたらスカーレッド・ノヴァ繋がりで彼のカードも「ストラクチャーデッキ-王者の鼓動-」や「ANIMATION CHRONICLE 2023」でOCG化されるかも?
城之内克也
出典:【公式】遊戯王 デュエルリンクス
言わずと知れたDM主人公武藤遊戯の親友にしてライバル枠の1人。
『炎の剣士』や『真紅眼の黒竜』の攻撃『黒炎弾』など、割りと炎のイメージも無くはないですね。
ちょっとこじつけ感強いですが、初代DMのキャラなのと25周年という節目から選ばれる可用性は否定できない気がします。
実質、「レッドアイズ」の儀式モンスターと言える『ロード・オブ・ザ・レッド』も炎属性ですしね。
そもそも初期の謎に融合モンスター化された原作モンスターをリメイクして救っていく流れがあるような気がしますし、本当に可能性高いかも?
『魔導騎士ギルティア-ソウル・スピア』や海外でリメイクされた『迷宮の魔戦車』なんかが正にそうですよね。
それでも私は素直に他の炎属性テーマに枠を譲って欲しいと感じますが……。
後、原作無視という点で1番ヒドイのはブッチギリで『ラーの翼神竜』ですね。
最近はフォローという名の介護されてきているとはいえ、作中で1番特殊召喚された神が特殊召喚不可は原作を侮辱しているレベルですし……。
『ラーバモス』でなく『プチモス』が進化元になった『グレート・モス』も大概ですけど……。
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マリク
出典:パワプロアプリ公式
DMでラスボスに近いポジションのキャラ。実際のラスボスはバクラかな?
先程話題に出たラーも炎のイメージ強いですね。
ただ、ここはほぼ確実に無いでしょう。
闇属性のデュエリストパックである「デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編-」で既に来ていますしね。マリクの新規モンスター全て水属性だったけど……。
ボマー(漫画版)
出典:【公式】遊戯王OCG
アニメ5D’sでも登場していますが、ここでは漫画版の5D’s。
漫画でのボマーは有名な問題児でもある炎族・炎属性の融合モンスター『重爆撃禽 ボム・フェネクス』を使用していますね。
アニメで使用した『ダーク・ダイブ・ボンバー』もOCGで多くのプレイヤーに悪夢を見せており、彼は何気に影響力大きいです……。
ただ、既存のデュエリストパックで漫画版から選ばれた事例はありませんし、ボマーが選出される可能性は限りなく低いでしょう。
私としても、ボマー枠はリアクター(『ジャイアント・ボマー・エアレイド』)の強化に割いて欲しいですし。マジで強化して欲しい……。
『ジャイアント・ボマー・エアレイド』と『ダーク・フラット・トップ』大好きなんで、リアクターデッキで容易に並べられるようになったら嬉しいです。
『地縛神 Chacu Challhua』ともシナジーさせてくれたら最高のファンサービスですね。
まあ、この辺りは全てのダークシグナーのテーマに言えますが……。
総評
元々、炎属性はカードプールが全属性で最も少なく、デュエリストパックでどれだけテコ入れ入るかが他の属性より重要になりそうです。
炎属性をメインにしたパックって「コスモ・ブレイザー」以来でしょうか?
炎属性を象徴する炎族なんかはかなりの冷遇種族ですし、尚更期待が高まります。
この辺りは比較的炎族が優遇されているラッシュとの大きな差ですね~。
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私としてはオブライエン & アキ & アリトが理想ですけど、流石にパッケージ取りそうなソウルバーナーは入ってきそうです。
これ以上はこじ付け感が強くなりそうなので収録テーマの予想はここまでですね。
既にこじ付け感凄いですし、極端な話炎属性少しでも使っていたら誰でもOKになりますし。
流石に炎城ムクロや牛尾哲(ダークシグナー)が選ばれることは無いでしょうしね。ちょっと強化されて欲しい気持ちもあるけど……。
最後に
何で「ローズ・トークン」まで攻撃力吸収されてんねん……。
まあ、やはりと言いますか『ブラック・ガーデン』はクセが強過ぎて意識してシナジーを持たせるには難儀ですよね~。
「ローズ・ドラゴン」や植物族も合わせようとすると余計に……。
本当、「らしい」アキデッキが組めるようになるのはいつになるんでしょう……?
『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』がエラッタ復帰した龍可と同レベルで「らしい」デッキをデザインするの難しそう……。
出典:【公式】遊戯王OCG
まあ、エンシェント・フェアリーは龍可デッキ用ではなくデュエリスト・ネクサスとのシナジー(及びアニメ再現)を意識してのエラッタ復帰でしょうが。
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